来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

「水巡りアクアツアー」を開催しました


頭首口内で青柳さんからゲートの操作等について説明していただきましたface01

冬はゲートを上げていますが、田植えの時期になると、ゲートを下げて水位を調節して頭首口へ水を入れます。


この時期は水がほとんどありませんface01

続いて、梓川サイフォンへ行きました。
聞きなれない言葉ですが、「サイフォン」とは堰と川の立体交差点のようなものです。

拾ヶ堰は奈良井川から烏川まで水を運んでいるので、途中で梓川と交差しなければなりません。

梓川との交差は、拾ヶ堰を作る上で大きな問題点でした。
最初は牛枠と呼ばれる道具で梓川の流れをせき止め、その横から堰の水を通していたわけですが、大雨で水量が増加すると決壊してしまい、その度に修復していました。

そういった状況が100年ぐらい続きましたが、大正時代になってコンクリート技術が発達したことを機に、サイフォン工事が計画されました。


サイフォンは地下を通っており、実際に見ることはできないため模型による説明を受けましたface01

今の梓川サイフォンは、大正時代に作られたサイフォンを1994年に新しく作りなおしたもので、梓川の河床の地下10mのところを横断しています。

シールドマシンと呼ばれる大きな機械を使って穴を掘ったそうですface08

シールドマシン

続いて見学に訪れたのは、自転車広場と呼ばれる場所です。ここでは冒頭で載せたように、拾ヶ堰の美しい景観を見ることができます。

そして、この自転車広場ではサプライズゲストが登場しましたicon12
平倉六郎右衛門の幼馴染の小政さんが200年もの時を超えて(という設定でface06)、当時の測量方法の説明をしに来てくださいましたface08


このように木製の道具を使って測量していたようですicon14

自転車広場の後には、「大曲り」と呼ばれる、拾ヶ堰が北に大きく曲がる地点を見学しました。


大曲り

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