来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

松本地域自然保護合同研修会を開催しました

中部山岳国立公園の優れた景観や希少な生態系の維持のためにも、ご協力をよろしくお願いしますface01

続いて、車屋堰の環境保全活動について、車屋堰をきれいにする会の髙島壽男さんに講演をしていただきました。

車屋堰は松本市島内を流れ、途中でわさび田の湧水を水源とする崖下堰と合流し、最終的には奈良井川へ落ちる堰ですface01


青い線が車屋堰です

全長1200m程で比較的短い堰ではありますが、水量は豊富で、年間を通して水量・水温ともに一定に保たれています。

これらの特徴を活かし、かつてこの堰では車屋(水車小屋)が発達していました。多いときで72基の水車が稼働していたそうですface01


透明度の高い清らかな水ですicon11

そんな車屋堰ですが、数年前から、特定外来生物に指定されているオオカワヂシャが侵入してきていますface09


水面に広がる植物がオオカワヂシャです

その影響で、数十年前までこの堰で繁茂していたクレソンが、今ではほとんど姿を消してしまったそうですface08


クレソン

車屋堰をきれいにする会では、地域住民と協力して、年に1回オオカワヂシャの駆除を行っています。


オオカワヂシャは水面に繁茂しており、それを鎌等ですくって駆除しますicon14

普通の雑草等であれば、そのまま袋に詰めて処分すればいいのですが、オオカワヂシャは特定外来生物であるため、枯れるのを待ってから処分しなければなりませんface08

オオカワヂシャの駆除は、こういった手間や苦労の末行われているのですねface06

一方で、この車屋堰は様々な自然と触れあうことができるというのも、その特徴の一つです。

堰にはカジカやドジョウ等の水生生物が多数生息しており、日頃から子どもたちの学習の場としても活用されていますface01


カジカ等の水生生物

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