2014.08.16 [ 農地整備課 ]
松本地方事務所農地整備課に企業体験研修に行ってきました(その1)
○ため池漏水調査
ため池から水が漏れていると言われ、どのくらいの量が漏れているかの計測を手伝いました。8.04ℓの水が入る箱を利用して、水がいっぱいになるまでの時間を計ることで1分間当たりの水の量を計算します。水の入った箱を高さを保ちながら持っている時、腕が震えきつかったです。大嫌いなクモにも負けず頑張りました。
○土地改良区の仕事
土地改良区では畑や田んぼに水を供給するための施設を管理する仕事について、実際に管理をしている改良区の職員の方から説明を聞きました。
施設に異常があったり壊れたりすると、田んぼや畑に水が行かなくなってしまいますので、土日も関係なく修理をしなくてはならないなど、管理の大変さをお聞きしました。
また、実際に起きた水の事故の話を聞き改めて水の恐ろしさを知りました。
○四ヶ堰円筒分水場
特殊な形をしている四ヶ堰円筒分水を実際に見てきて、当時の水の分け方をめぐる争いは流血の内乱になるほどのもので、それを防ぐためにこのような施設をつくったそうで、水は本当に貴重なものだと改めて思いました。
○地すべりの仕組み
地すべりの仕組みについて模型を使って説明を聞きました。地すべりの原因には地下水が関係している事を初めて聞きすごく勉強になりました。
○集水井の中
地すべりを防ぐために、地下水を集めるための集水井(しゅうすいせい)の中に実際に入らせてもらいました。管から水が少しずつ出ていて中はとても涼しくまた静かでとても落ち着きました。
○地すべり観測
地すべり観測をする為に観測機の設置を手伝わせてもらいました。杭を木槌で打ちつける作業は木槌が重くまっすぐに杭を打ちつけることができませんでしたが何度が打つことで上手に打てるようになりました。この作業は私たちにとって一番大変な作業でしたが完成したときはとても達成感がありました。
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