来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

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キャンプ場は松本駅から車で15分!―TASTY VILLAGE SALT inn

―準備もかなり大変だったのでは

自分たちで手作りするのが多かったこともありますからね。ただ、僕はマーケティングの勉強をしていて、SNSも駅前の飲食店の時から多用してます。ここの準備状況やメニューの開発なども全てアップしていくことで、興味を引くポイントにしていました。今でも同じように発信していますし、営業期間が4月の中旬から10月くらいなので、毎年大規模なリノベーションをしています。今年はジャグジーを整備しました。土台の土盛りもしましたね、もちろん自分たちも加わって。そんな状況もアップしています。

―かなり特徴的ですが、どんなシステムにしているんですか?
コンテンツが色々分かれていて、キャンプは大人6名から50名まで対応できます。お客さんが自分で食材など持ち込んで宿泊することはもちろん、僕らが料理したものを提供する「完全手ぶら」でもOKなんです。料金は1人1万円からで、ここは「グランピング」とは言っていないんです。「プライベートキャンプ場」なんです。一番のポイントは「1日1組限定」にしています。

―6人から貸切れるということですか
キャンプ場って、週末だと混んでいるのでテントを立てる場所を探して、夜も早くて朝も早い。自由度が低いと思うんですよね。ここに来ると、みんな夜更かししています。焚火もできるので、ギターを持って歌う人もいれば、先に寝ている人もいる、ほんと皆さん自由にされています。
チェックインも昼の12時から翌日11時までOKにしています。カフェは営業していますが、それまでカフェにいた他のお客さんがいなくなる夕暮れからは完全貸切です。しかもここは夜景がきれいなんです。星がきれいなキャンプ場はありますが、夜景がきれいなキャンプ場ってあんまりないですよね。キャンプ場の利用者はほとんど県外の方です。

―連日あったら大変ですね。
まあ片づけることは意外に少ないですが、スタッフも泊まり込みますね。
ここは地の利がすごくあります。買出しもすぐに行けるし、何なら駅前に飲みに行ってここに帰ってくることもできます。目の前は自然だけど、便利さも近くにある里山の良さですよね。この狭い道を登って、駐車場にタクシーが10台停まっていたのを見たときは壮観でした。

―OPENから順調に来ていますか?
正直、キャンプは予約が毎週入ってもあまり稼げないです。カフェは、外で食べられるようにハンバーガーをメインに据えていて、お客さんは来てくれますが、始めた当初は「やばかった」です。

そこで、プレオープンしてすぐの夏、団体用のバーベキュープランを始めました。これは地元の方向けですね。個人、家族、企業の宴会での貸切りでも使っていただいています。これがじわじわ広がって、団体で来ていただいた方が気に入ってリピートしてくれたりで、コンスタントに予約が入ってますね。年配の方に「孫を連れてまた来るね」と言われて、ほんとにまた来てくれたことも多々あります。

―従業員は何人?
3人ですが、キャンプ場とカフェは、普段2人で回しています。仕込みが全てなので、50人でも2人で回しますよ!ドリンクもセルフにせず、カクテルも全部僕らが作って提供しています。フードメニューも「お肉をスライスだけして出す」ことは絶対にしません。スペアリブなど自分たちで仕込んだものを焼いて食べていただくこと、家庭では出てこないものを提供することも大事にしています。これは飲食のプロとしてのこだわりですね。

―結婚式もできるんですよね。
アウトドアウェディングというか自由度の高い場所にしたい思いがありました。そもそも僕がこういう場所で結婚式をやりたかったけど、良い場所がなかったことと、駅前でお店をしていた時に2次会だけじゃなくて式の会場としても使われていたので、ノウハウもありました。テントを張り巡らせて覆うこともできるので、雨でも可能なんです。

ただしかなりの悪天候だと、結婚式の場合は当日キャンセルもOKにしています。かなり痛手ですが、こういう場所なので仕方ないです。元々会場代はとっていないので、自分たちで自由に発想しながらやりたい!という方が多いですね。

―オリジナリティという言葉が本当にぴったりですね。
話題性もあるし、変わったことをしているから人とつながりやすい。駅前のお店とは客層も全く違うし、提供しているメニューも違う。ここはチャレンジとして考えていました。最初に思い描いたことは大体実現できていますね。まあこれ以上どう拡げるようかと模索中ですが。違う場所でも、このフォーマットが使えないかと考えています。
そして、7月には松本市大手の女鳥羽川沿いに定食屋もオープンさせました。そこは弟がシェフとしてやっていますが、場所が漆器店の食器屋さんなんです。お店と組んで、売っている食器を定食屋で使っているんです。気に入ったら隣、というか本来の販売スペースで買うことができるという「食器&定食屋さん」なんです。

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