松本地域で「信州の環境にやさしい農産物認証制度」により認証された農産物をシリーズで紹介します。
今回は　実りの秋真っ盛り、お米の調査に出かけてきました！

松本平で「信州の環境にやさしい農産物認証」を取得した米農家さん（集団申請含む）は２４件、栽培面積は３２０haに上ります。

お米の場合、この「認証」を取得するには農薬の使用を、通常の１２剤の延べ有効成分数５割削減で６剤以内に抑えなければなりません。これは全国的にも厳しい基準となっています。
つまり、長野県では「もともと農薬の使用回数が少ない」上に、そこから５割削減されたお米だけが、この「認証」を取得できるのです。

今年はいもち病（稲の病気）の多発警報が発表されたり、猛暑、台風と、大変な年でしたが、農家さんの努力のおかげで、おいしいお米が実りました！

現地調査では、審査員が栽培記録のチェックや田んぼの状態などを見て回ります。２４件もあるので、今年は合計５日かかりました。

みなさん、調査にご協力いただき、ありがとうございました。
稲刈りはケガの無いようにお願いします！

安曇野・松本・塩尻の新米は、早ければ９月下旬には直売所などの店頭に並び始めます。

地元のおいしい新米を、ぜひご賞味ください（＾＾）。

「信州の環境にやさしい農産物認証制度」とは、化学肥料や農薬を通常より50％（または30％）削減して生産された農産物を、長野県知事が認証する制度です。
詳しくはホームページをご覧ください。

平成25年産は県内で270件、松本地域では43件の農産物が認証されました。

農政課