2017.02.15 [ 特産品・名産品 ]
松本地域の特産品で年越しそばをつくりました!~材料調達編 その3~
(写真3 もえぎ豆腐)
恥ずかしながら、私は3年間松本地域にいるにも関わらず存じませんでした。…申し訳ございません。
このもえぎ豆腐、何とも言えない鮮やかな薄緑色が料理心をくすぐる素晴らしい豆腐です。
もえぎ豆腐についてインターネットで調べてみましたが、詳しく解説されているページを見つけられませんでした。そこで筑北村役場産業課 山田氏にお尋ねしたところ、以下のとおり詳細を快く教えてくださいました。ありがとうございました!
【もえぎ豆腐の歴史】
旧坂北村で開催した坂北村カントリーカレッジ(女性農業者セミナー)修了者が、遊休農地を活用した特産品開発をし、地域活性化につなげたいという願いから普及センターと相談し「信濃青豆」の栽培に取り組んだのが始まり。信濃青豆は白大豆と比較して豆腐加工が難しく、県食品工業試験場、関係業者から指導を受け試行錯誤を繰り返し、「もえぎ豆腐」が生まれました。
豆の選定については、当初は豆腐加工に適し見た目も良い信濃青豆を選定しました。現在はより味、色が濃い「あやみどり」を使用し「にがり」にこだわりをもって豆腐作りをしています。
平成9年にもえぎ豆腐の販売を開始し、平成10年に「信州味のコンクール奨励賞」を受賞。
平成13年には「長野県中山間地域農業振興協議会会長賞」を受賞。
【もえぎ豆腐とは】
「もえぎ豆腐」は青豆を使った薄緑色の豆腐です。風味とコクがあり、栄養価も高く、原料の青豆はすべて筑北村産です。
もえぎ豆腐には「木綿豆腐」と「おぼろ豆腐」の2種類があります。おぼろ豆腐は絞った豆乳ににがりを入れて固めたものをそのまますくい入れた豆腐です。
他にも直売所等で青豆を使った「おから」、「豆乳」、「豆菓子」の販売もしており、平成28年度からは「豆腐シャーベット」の販売を開始したとのこと。
【食べ方】
最初の一口は何もつけずに味わって下さい。
湯豆腐・汁物にいれる場合は温める程度にして下さい。
揚げ出し豆腐にすると一層色が濃くなります。
おぼろ豆腐は電子レンジ等で少し温め、白ダシをかけるといっそう美味しくなります。
【取扱店】
筑北村ホームページ「もえぎ会のもえぎとうふ」をご参考ください。
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