来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

研修で多くの木が伐採されています

長野県林業総合センター指導部です。

 

林業総合センターでは、林業に対する正しい知識を理解していただくとともに、安全な作業を行うための技術指導も行っています。

安全な作業を行うためには、実際の機械に触れながら、現地と同じ森林環境の中での実践がとても重要です。

そこで、当所で実施している研修では、実際に山林で行う仕事に準じた作業を実践してもらっています。たとえば、林業従事者が安全にチェーンソー作業を学ぶ「伐木造材課程」では、下の写真にあるように実際に立っている木を伐採し、その際に生じる危険などについても実感してもらっています。

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このようにして、伐採した樹木は、当センターでも様々な使い方をしています。

一つが、下の写真のようにチェーンソーでの作業を練習するための丸太として利用することです。安全なチェーンソー作業を体験してもらうためには、全員がチェーンソーを動かし、基本的な伐採方法を学んでもらう必要がありますが、その都度立木を伐採するわけにはいきません。

そこで、写真に示すような方法で伐採の練習を行い、丸太にたくさんの刻みを入れながら木の切り方を学んでいます。

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また、下の写真のように当所が主催する研修のメニューの一つである炭焼きの実習材料や、森林学習展示館で使う木工の材料などにも使っています。

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当所の森林を利用する研修には、長野県内の林業現場で働く人たち向けのものもあります。この研修は、「長野県林業労働財団(長野県林業労働力確保支援センター)」が主催していますが、最近は林業への注目も高まり、新たに林業事業体に就職する人も増えてきたため、新規就業者向けの研修も受講者が多くなっています。

新規就業者向けの研修では、木を切る機会も多くなります。受講者が増えると、それだけ切る木も多くなり、最近では写真のように、私たちの施設だけでは使えないほどの多くの量が出てきました。

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そこで、この1月から今年度に伐採した丸太を販売することにしました。

研修目的で伐採した木材ですので、長さは概ね2mに揃ってはいるものの、樹種や太さは様々です。

当センターの構内にはアカマツが多いので、アカマツが中心にはなりますし、販売は入札で行いますので、興味のあるかたは、是非ホームページをご覧頂ければ幸いです。

なお、現在の予定ですが、来年度も今年度と同様の研修が予定されているようです。

 

 

〈本件に関するお問い合わせ先〉

林業総合センター指導部

TEL:0263-52-0600

FAX:0263-51-1311

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