来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

クマに出会ってしまったら

最近、クマに襲われ被害にあう事案が発生しています。
そこで、クマに不幸にも出会ってしまった時の対処方法をお知らせしたいと思います。
(注意)以下の方法はあくまで一例です。知識として知っておいてください。対処方法の第一はまず熊から離れるです。
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「あ!クマだ!」・・・・・
そんな時、まず、「落ち着くこと」が第一です。

そこから対処が始まります。

 

 

【距離もある程度、離れていた場合】

(状況1)クマより先にクマを発見した場合
★気付かれないように、その場から離れてください。

(状況2)同様にクマがこちらに注目 している時や 気付いているがこちらに来ない時
★クマの様子をみながら、静かにゆっくりと、その場から離れましょう

(状況3)ゆっくりと近づいてくる
★人がいることに気づいていないかもしれません。そこで、クマに人間だということを知らせるため、石や倒木などに上がり、大きく腕をふりながら、穏やかに声をかける。(まず、ゆっくりと離れることを考えてください。但し、絶対に背中を向けてはいけません。)

(状況4)小熊がいる場合
★絶対!絶対!「子グマには近づかない!」親が近くに必ずいます。

(状況5)こちらに気付いていて、ゆっくりと近づいてくる。(最終手段を含む)
もし、上記の行動をとってもクマが接近をやめない場合、車内や屋内、なければ木の上などに退避しましょう。 加えてクマとの距離が近く、明らかにこちらを意識している場合は、倒木や石の上に立ち、自分を大きく見せ、大きな声と音をたて、クマを威嚇しましょう。他に仲間がいる場合は団体で威嚇行動をしましょう。
※クマ撃退スプレーを持っていれば、噴射の準備をします。その他、棒など武器になりそうなものを手にとりましょう。

【突然の遭遇!距離30m程度】
(状況1)クマがのっそり出てきた時や立ち上がった場合
あわてずにゆっくり両腕を上げてふり、静かに話かけながら、その際は突進に備えてクマとの間に立ち木などが来るようにしてください。
この動きは静かに行いましょう。

(状況2)上記を行っても、クマがこちらを無視している場合
★上記の行動と共にクマから目を離さないで、ゆっくりとクマから離れましょう。

(状況3)それでも、クマが立ち去らない場合
★この場合はクマの餌が近くにある可能性があります。付近を冷静に観察し、ゆっくり離れてください。その際、急な動きは絶対にしないようにして下さい。クマを興奮させます。なお、こちらがいつまでも動かずにいると、敵対行動と受け取られる場合があります。

【突発的な遭遇!】
まず、落ち着いて。静かに。走らない!を思い出します。

○突発的に走って逃げる、大声でわめくような行動は、クマをおびえさせ、興奮させます。この行動で防衛的な攻撃にクマを移らせる可能性があります。
・落ち着いて。静かに。走らない! ゆっくり両腕をあげて振り、穏やかに話しかける。
・すぐそばに障害物(立木など)があれば、可能ならクマとの間にそれを置く位置関係に・・・・と今まで解説してきたことを思い出してください。

でも、まずこのような状況ではそんな余裕はありませんが、ほとんどの場合、クマも人間も立ちすくみ、クマの方が、全力で逃げていきます。

■注意!重要(この時人間が)「走って逃げると…」
★クマは素早く動くものに反応します。人間が走って逃げると後を追いかけてくる可能性が高くなります。人間は山中でクマの走るスピードにはかないません。

【クマが突進してきたら】※威嚇突進の場合
絶対に逃げないで下さい。クマの突進の多くは、威嚇突進行動(ブラフチャージ)であり、突進してきても途中で止まり、地面を叩くなど相手を威嚇し後退する事が多いです。この場合、静かに声をかけながら、クマとの間に障害物(木等)を置くように、ゆっくり後退してください。※クマ撃退スプレーがあれば、噴射準備。

【本当の攻撃の場合(突進が止まらず身近にクマが迫った場合)】
最後手段です。
※以下の方法には異論もあります。手に武器になるもの等がある場合はもう必死で抵抗する方法も考えられます。

クマ撃退スプレーがあれば、クマの目と鼻をめがけて、一気に全量を噴射することです。
クマ撃退スプレーがない場合(またはスプレーが効かず攻撃を受けてしまったら)、その場に倒れこんで、防御姿勢をとりましょう。(上記したように抵抗する方法も考えられますので、その時の状況で判断してください。)

★襲われた時の防御姿勢
うつ伏せになり、顔と腹部を守ります。
首の後ろは手を回して保護します。リック等があればプロテクターになります。
転がされても、その勢いで元の姿勢に戻ることです。

参考HP
長野県ホームページ「ツキノワグマによる人身被害を防ぐために」→ こちら
松本地方事務所 林務課

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