その後、各分科会で話された内容が発表され、中小企業基盤整備機構の長坂康之氏をコーディネーターとして、パネリストと参加者との間で活発な意見交換が行われました。
テーマ3「1,000人集めた松本のまちゼミ」に関する話題では、参加店舗の方からの「松本の各商店の意識の高さや危機感が、参加者1,000人以上につながった。」というコメントが印象的でした。
また、主催した松本商工会議所の担当経営指導員からも「個店の本気度の結果でもある。」というコメントがあり、双方のつながりの深さなどが垣間見られました。
最後に、長坂氏から“まちゼミの先にあるもの”についての問いかけがありました。
パネリストからは、次のような言葉が挙げられました。
・まちゼミは、お店の問題・課題を吸い上げられるツール
・まちゼミを通じてお店に来てもらいファンになってもらうことで、お店や街の存続を図りたい。
・わらにもすがる思いでまちゼミに参加した。まちゼミを通して自分の意識も変わってきている。
・他のお店の価値を知ることもでき、自店のお客にも繋ぐことができる。
岡崎まちゼミの会の松井氏は、「まちゼミを通じて、自分たちの店と街を守って行きたい。」と熱くおっしゃっていました。
参加者との一体感を感じられる雰囲気のままサミットは閉会となり、会場を中信会館へと移し「信州まちゼミサミット大交流会」が行われました。
開催地域のみならず、県内、県外の方々との交流の場を拝見し、今後も地域の元気を生み出す取組への支援が必要だと感じました
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