来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

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計量女子の計量検定所日記「“はかる”っていつから始まった?の話」

こんにちは!計量女子です。
前回のブログでは江戸時代のはかり定期検査について触れましたが、今回は江戸時代よりもっともっと昔、人類が「はかる」という行為をいつから始めたのか?というお話をしたいと思います。

人類が初めて「はかり」始めたのは、今から約1万年以上も前だといわれています。
太古の人類は、日の出や日の入の繰り返しで1日の長さを、月の満ち欠けで1か月の長さを、そして季節の移り変わりで1年の長さを知るようになり、まず「時間の概念」が生まれました。

さらに文明が進み、狩猟や農耕生活が始まると、狩りの道具を作るのに自分の体(指や腕など)を物差し代わりにして材料の長さを測ったり、手の平を升(ます)代わりにして収穫した穀物の体積を量るようになりました。

そういった中で安定した生活を手に入れた一部の人間は、貴金属や宝石・香料といった少量で高価な贅沢品を好むようになり、その取引のために豆などを分銅代わりにして天秤で重さ(質量)を計(衡)るようになりました。
これが「度(長さ)・量(体積)・衡(質量)」の始まりです。

天秤を見つめる冥界神アヌビス(犬の頭をした神様)

紀元前1500~1000年頃、古代エジプト新王朝時代の「死者の書」(亡くなった人の冥福を祈るため共に埋葬された文書)には、アヌビス神が天秤を使って真実の羽根と死者の心臓をはかる様子が描かれています。
死者が真実を語れば死後の楽園へ導かれますが、もし嘘偽りがあれば(=天秤が傾けば)魂を怪物に食べられてしまうのだそうです。
前回の結末といい、昔の計量はなかなか厳罰が過ぎるなと思った計量女子でした。
(※参考文献:東京都計量検定所「探検!計量の世界」第2回-計量の始まりと単位)

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