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Shinshuスクリーンショット 映画「岳 -ガク-」(1)

長野駅から一路、上高地へ!私達は、上高地バスターミナルの一つ手前、大正池のバス停で降車し、大正池から河童橋まで散策するコースを歩きました。

取材前日に開山式を迎えたばかりの上高地。みなさん、開山を待ち望んでいたようでシャトルバスはほぼ満員!大正池や散策コースにもたくさんの人であふれていました。
前日に降り積もった雪がまだ大量に残っていましたが、晴天に恵まれ、気持ちの良い散策日和となりました。

<鏡のような美しい水面の大正池>
まずは大正池からのスタート!大正池から河童橋までの道のりを約1時間~2時間、ゆっくりと散策します。
大正池は、国の特別名勝・特別天然記念物に指定されており、上高地を代表する景色のひとつ。1915年の焼岳の噴火によって梓川が土石流で堰きとめられたことで、この池が出来たとされています。雄大な穂高の山並みを映す水面はまるで鏡のように美しく、池の中で立ちながらにして枯れている木々と相まって、なんだか不思議な景観を醸し出しています。


大正池バス停を降り、自然研究路を下ると目の前に広がる大正池の風景!
水面に映る穂高岳も美しいです。散策コースの道中で雪ダルマを発見!
冬○ナ・・・?(笑)

実は大正池は年々浅くなっていることをみなさんご存知でしたか?
上流から流れ込んだ土砂が池の底に溜まり、現在は池が出来た当時の4分の1程度まで池面積が少なくなってしまいました。
霞沢発電所の調整池としての機能も持っているため、池底に溜まった土砂は冬場に取り去る工事をしており、土砂は建設資材として再利用されています。
美しい大正池と、大正池とともに見える景観をいつまでも残していきたいですね。

<野生のニホンザルにも遭遇!自然あふれる林道を抜けた先には・・・>
それでは大正池を後にして、いざ河童橋へ!道中には、上高地のスポットを示す看板がところどころにあるので安心です。
鳥の鳴き声や、雪の上に残った動物の足あとに興奮しつつ・・・雪で足を滑らせないよう、林の中を進んでいくと、なんと途中で野生のニホンザルに遭遇!!
お互いに毛づくろいをしている姿が可愛らしい~♪良く見ると、奥の方にも何頭かサルの姿が・・・。これも上高地の景観を生み出す自然のひとつですね。
(※いくら可愛くても、野生動物にエサを与えるのは禁止です!自然は自然のままに・・・)

ところどころに雪が残る、田代池。夏頃はさらに美しいだろうなぁ~。
上高地の散策中には様々な野生動物に出会うことがあります。
(エサやりは厳禁です!)

それからまた歩みを進めていくと、今度は田代池に到着!
先ほどの大正池の規模よりは小さく、もっと自然が身近な存在に感じられるような穏やかな池です。
周りを木々に囲まれ、湿原のようにも見えます。これからの季節、緑が増え、さらにキレイになるんだろうな~と感じました。

次回、後編ではいよいよ河童橋に到着!また、上高地を世界に広めた人物、ウォルター・ウェストンや穂高連峰、また乗鞍高原などをご紹介します。お楽しみに♪

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