2013.02.28 [■四季彩だより~信濃の国から~]
<VOL.219>四季彩だより~信濃の国から~
(今日ものんびりと・・・)
昭和21(1946)年に木曽馬復元活動が開始され、昭和26年に最後の純血木曽馬と呼ばれる「第三春山号」が誕生しました。
この第三春山号の父馬、母馬はともに純血種で、父馬は神社の“神馬”であったことから改良処分を免れたおかげで、純血が保たれたそうです。
現在、第三春山号は高原内にある開田郷土館に“はく製”となって往時の姿をとどめています。
昭和44(1969)年には木曽馬保存会が設立され、現在では約40名の会員の皆さんが繁殖事業やイベントを通して、木曽馬の保存活動に力を注いでいます。
昭和58(1983)年に長野県の天然記念物に指定されましたが、この指定は木曽馬種全体に対してされたものではなく、1頭ごとについてされたそうです。
当時22頭が指定され、現在、約60頭ほどの木曽馬がいますが、そのうちの約20頭が(平成17年に追加指定を受け)今も天然記念物に指定されているそうです。
間もなく開田高原にも春がやって来ます!
木々が芽吹き、さわやかな高原の風が吹きわたる中、皆さんも木曽馬と一緒にのんびりと日がな一日を過ごしてみてはいかがですか。
◆木曽馬トレッキングセンター
http://www10.plala.or.jp/kisouma-trekking/
◇木曽馬乗馬センター
http://www.kis.janis.or.jp/~kiso_uma/RC/rctop02.html
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