森林総研関西支所から来ていただいた八代田主任研究員からは、シカの生息分布の変遷や、4，5年で個体数が2倍になること、シカは毒がなければほぼどんな植物でも食べること、良い餌場には多くの個体が集まって大量に餌を食べるなどの特性や、シカを増やさないためには、場所や、生息状況に合わせた方法で捕獲する必要があることなどをわかりやすく説明していただきました。

森林総合研究所関西支所の八代田さんからのシカについての講演

行政関係者とともに、捕獲対策に取り組んでいただいている木曽地域の猟友会の方も真剣に聞いておられました。
森林の持続的な公益的機能の発揮のため、シカの管理は不可欠であることから、こうした技術や知識を学ぶ取り組みを今後も続けていきたいと思います。