是より木曽路 遥か彼方の京や江戸を思い、人々が往来した木曽路。 歴史と文化に彩られ、自然豊かな木曽地域の魅力を、当地勤務の県職員が四季折々に発信していきます。 あなたも、木曽に寄っていきませんか?

是より木曽路

遥か彼方の京や江戸を思い、人々が往来した木曽路。 歴史と文化に彩られ、自然豊かな木曽地域の魅力を、当地勤務の県職員が四季折々に発信していきます。 あなたも、木曽に寄っていきませんか?

阿寺渓谷をめぐる(その2)

 雨現の滝を望む場所から700mほど進むと、「狸ヶ淵・狐ヶ淵」の案内板が見えてきます。
 川岸を慎重にくだり、川原に下りると、そこはエメラルドグリーンの世界。
 清らかな水がエメラルド色にきらめきながらゆったりと流れ下る光景は、目にまばゆいばかりです。

 淵の名前は、狐や狸が化け具合を確かめるために川面に映したという言い伝えに由来するそうです。

 狸ヶ淵・狐ヶ淵を後にしてしばらく進むと、「亀石」があります。
 川原はかなり下にあり、川岸も切り立っているので、とても下りられそうにもありませんが、樹木の切れ間から川をのぞくことができます。
 よく目を凝らして見ると、向こう岸のみぎわ近くに亀が川面から首を出しているような形の岩があります。どうやら、この岩が「亀石」のようです。

 さらに遡上すると、橋が架けられており、路傍には「犬帰りの淵」と彫られた石碑が立っています。
 橋の下を流れる清流は正しく「阿寺ブルー」。写真でしかご紹介できないのが残念です。

 ちなみに、淵の名前の由来は、昔、猟師が犬を連れてこの谷に分け入り猟をしていたところが、この淵まで来たとき、周りの断崖絶壁に犬が恐れをなし、とうとう淵を渡ることができずに引き返したという伝説によるものとか。両岸とも切り立った崖になっていて、その間には青くよどむ淵。犬ならずとも、橋がなければ引き返したことでしょう。

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