是より木曽路 遥か彼方の京や江戸を思い、人々が往来した木曽路。 歴史と文化に彩られ、自然豊かな木曽地域の魅力を、当地勤務の県職員が四季折々に発信していきます。 あなたも、木曽に寄っていきませんか?

是より木曽路

遥か彼方の京や江戸を思い、人々が往来した木曽路。 歴史と文化に彩られ、自然豊かな木曽地域の魅力を、当地勤務の県職員が四季折々に発信していきます。 あなたも、木曽に寄っていきませんか?

大鹿淵~御嶽裾野の渓谷~

今回紹介しますのは、
木曽谷(国道19号)から西の王滝村方面へ入り、
王滝川をさかのぼっていく途中にある大鹿淵(王滝村)です。

王滝川の渓谷美は
阿寺渓谷(大桑村)や柿其渓谷(南木曽町)ほどの
知名度は無いかもしれませんが、
木曽の山隘を登った先にある渓流の様々な景色は
奥の深い味わいがあるのです。


大鹿淵は、王滝村は王滝川にある景勝地です。

昔から景観が非常に優れていることで有名だったそうなのですが、
昭和59年(1984年)に王滝村を中心に襲った長野県西部地震により
大鹿淵の上流よりで起こった「御嶽崩れ」にて王滝川が堰き止められ、
この大鹿淵もかつての景観を失ってしまったそうです。

現在、大鹿淵は写真のとおりの姿を見せてくれています。

淵としての形状は他の名勝に劣らず見事です。


川に降りると、花崗岩と思われる白い岩が河床を形作っているのですが、
温泉地に見られるように赤茶けた色で染められ、
このためか淵の水面は鈍い緑色に覆われて底を見通すことはできません。

かつての景観を失ったと云われる大鹿淵ですが、
上流にある御嶽崩れにて生成された自然湖と併せて
この淵を御嶽山と共にある王滝川の渓谷と捉えた時、
自然というものの活動の大きさ、
時間の流れの雄大さを感じませんか。
(参考:上流にある自然湖です。)

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