2014.02.15 [ 自然・山・花 ]
上雪(かみゆき)続く頃【井月さんのこころ48】
さて、第8回となる今回の公演は3本立てで、最初は「大鹿歌舞伎保存会」。平成23年以来4年ぶりの出演で「鎌倉三代記 三浦別れの段」を演じられました。
次は、初出演の「田立歌舞伎保存会こども歌舞伎」で「絵本太功記十段目 尼崎閑居の段」。小学5・6年生が、母と子を同時に失う光秀の哀しく切ない「太十」の名場面を見事に演じ切り、たくさんの「おひねり」が飛んでいました。
最後は、8年連続出演の「中尾歌舞伎保存会」で、今回の演目は「御所桜堀川夜討 弁慶上使の段」。あいかわらずの見事な公演でした。昨年の春の定期公演で中尾座において上演された演目です。その時の記事はこちら(その9)。
この歌舞伎祭では、客席前方部に桟敷席が設けられ、会場内での飲食を可能とするなど、地歌舞伎の雰囲気が堪能できる、今や春の定番公演に育ちつつあります。
エントランスでは、各歌舞伎保存会の幟旗や中尾歌舞伎伝統の「六歌仙幕」などが掲げられ、ご当地のお土産品の販売も行なわれていました。
ご当地のお土産といえば、13日(木)の昼に県庁十階の特別食堂において、「上伊那特産品フェア」を開催させていただきました。
酒類などの事前注文には、県庁など53課室等から予約注文をいただき、当日も大勢の皆さんにご来場いただいて『い~な上伊那』の食の特産品をたくさんご購入いただきました。
まことにありがとうございました。またの機会がございましたら、よろしくお願いします。
日脚もだいぶ伸びて、春はすぐそこまで来ているように感じられますが・・・今回の雪で、しばらく太陽光発電もお預けになりそうです。
積もった雪が解けて氷柱(つらら)になって下がっています。
上雪の積もりつもるやちと重し
青巒
「春日愚良子句集」から
乱舞する春雪うしろに日を孕む
愚良子
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