い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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地域の元気創造中!子どもといっしょにごみ減量作戦!(宮田村)

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宮田村東保育園に大型生ごみ処理機が設置されました!
地域政策課企画振興係のOです。
上伊那地域の「地域発 元気づくり支援金」活用事業をご紹介する「地域の元気創造中!
今回は上伊那郡宮田村の「ごみ減量作戦!子どもといっしょに“お手軽”“ついで”の生ごみ減量モニタ事業」についてご紹介します。

宮田村では“環境にやさしいむらづくり”を推進するため、環境マネジメントシステム「エコアクション21(宮田村ホームページへ外部リンク)」の認証登録を受けています。その認証範囲にもなっている東保育園では“クリーン・グリーン活動”と銘打った子どもたちによるごみ拾いやごみの減量活動、グリーンカーテンづくりなどが行われ、それらの活動を通じた環境教育を展開しています。

この事業は、ごみの減量化を推進するため燃やせるごみの約1/4を占める「生ごみ」を減量させよう!さらに、子どもや若い世代も巻き込んで、地域全体でごみ減量化機運を醸成しよう!ということを目的としています。

宮田村では生ごみに関するアンケートを実施しました。
あなたの家の“生ごみ”どう処理していますか?」という問いに対し…
→ アンケート結果では約1/3が畑へ 約1/3が袋へ入れて「燃やせるごみ」へ
という結果に。さらに
家庭用生ごみ処理機(器)補助を利用しますか?」という問いに対し…
→ 利用予定なし 68%
地区集会所などに共同大型処理機があれば利用しますか?」という問いに対し…
→ 使う28%(いつものごみ集積所なら使う 40%)
という結果となり、「面倒、臭いや衛生面の不安 堆肥も使わない」という結論が浮かび上がりました。

そこで、このモデル事業の登場です!
簡単にいうと、東保育園に大型生ごみ処理機を設置して、これを保護者のみなさんや近隣の方にも一緒に使ってもらおうというもので、現在は給食室で出た生ごみを処理していますが、好評であれば他施設にも波及させていこうというものです。

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家庭の生ごみの集め方は…
1.毎週 月曜日と木曜日(燃やせるごみ収集日の前日)
2.朝送ってくる時に(専用バケツに入れて持参)
3.バケツから処理機に投入!メリットとして…
・子どもの送り迎えの“ついで”に生ごみ処理!
・専用バケツで“お手軽”に!
・通常のごみ袋は軽くなる!
・こどもも 小さなころからエコ感覚!

ちなみにこの大型生ごみ処理機、正式には「業務用バイオ式完全消滅型生ごみ処理機」といわれ、大きさは家庭用洗濯機程度ですが、生ごみをバイオの力で水と炭酸ガスへ分解して、臭いも少なく堆肥や残渣を残さないという優れものだそうです。

さらに今なら東保育園に通園の方には生ごみを運ぶためのバケツをプレゼント!園長先生は「子どもたちを巻き込んで「ごみってどんなもの?」と考えてもらうことで、いきた活動になるように事業を発展させていければいい」と話していました。
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保護者向け説明会の様子(宮田村東保育園)
保護者からは「朝は忙しいが混み合うことは?」「午後も持っていっていいか?」「生ゴミの水分は切るべきか?」「処理できないものはなに?」といった質問が出され、多くの方が関心を持たれていました。

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