K：はい、上田市の「上田市上下水道局」ですね。上田市上下水道局で管理している水を「市水（しすい）」と関係者はよんでいます。上田市内の水道については、「市水」の給水区域の方が広くなっています。詳しくは、こちらをご覧ください。→上田市の水道

：では、改めて始めの質問に戻りますが、県営水道「上田水道管理事務所」の水は、どこに給水されているでしょうか？

K：上田市の中では、塩田地区、川西地区の小泉（ちなみに小泉でも「市水」の地区もあります。）仁古田に給水しています。

上田市の塩田地区、川西地区の小泉、仁古田のほかには、坂城町、千曲市の上山田地区（旧上山田町）、戸倉地区（旧戸倉町）に給水しています。合計約24,000戸に給水しているんですよ。

長野県企業局には、長野市川中島にもう一つ「川中島水道管理事務所」という水道管理事務所があり、「川中島水道管理事務所」と「上田水道管理事務所」の水は、水道管でつながっているんです。「上田水道管理事務所」の水と「川中島水道管理事務所」の水は千曲市の杭瀬下あたりで混ざっている（合流している）と言われています。（※ちなみに、川中島水道管理事務所の取水は、「井戸」」なのです。）

※こちらをご覧ください→けんえいすいどうパンフレット

県営水道　「上田水道管理事務所」は、千曲川から取水しています。写真の施設の一帯（取水口）を「頭首工（とうしゅこう）」といいます。

※県営水道「上田水道管理事務所」の取水口（頭首工）については、こちらをどうぞ⇒頭首工について

：ところで、「上田水道管理事務所」は、上田市諏訪形にありますが、先ほどお話しでは、私の住んでいる上田市諏訪形は、「上田水道管理事務所」の水を使用していないんですよね。こんなに近くにある浄水場なのに不思議です。どうしてなんでしょう

県営水道「上田水道管理事務所」の取水口（頭首工）は、千曲川を渡る新幹線の上田ハープ橋のすぐ近くにあります。