じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

上小地域のおみやげ -六文銭グッズ-

地域政策課のYです。

上小地域の各種おみやげに良い品物を紹介するシリーズ。今回は、日本一の武者(ひのもといちのつわもの)真田幸村ゆかりの六文銭グッズです。
製造販売しているのは、上田市の中心市街地にお店を構えるゆたかやさんです。ゆたかやは、昭和36年(1961年)創業の呉服店です。創業から50年以上。老舗といってもいいのでしょう。お店は、上田駅から松尾町の通り(真田坂)を真っ直ぐ上がってきて、海野町商店街との交差点のすぐ手前にあり、広い店内は、きれいな高級呉服がたくさん展示してあります。


ゆたかやでは、呉服店ですからもちろん振袖などの着物の販売やレンタルを行っていますが、真田家の家紋である六文銭をあしらったグッズも販売しています。
六文銭は、もともと「三途の川の渡し賃」といわれ、戦いに臨む武士の覚悟を示しています。ちなみに、「六連銭」(りくれんせん)ともいい、こちらの方が元々だという話もあります。古典落語に「真田小僧」という噺があり、子供が講談の「真田三代記」の内容を父親に話しながら、悪知恵を働かせてお金をせしめてしまう内容ですが、これは元々上方落語の「六文銭」という噺が江戸に伝えられて「真田小僧」になったということです。上方落語では表題にもなっているように、噺の中では「六文銭」を使っていますが、江戸落語では、今はよく知りませんが、往年の名人、たとえば六代目三遊亭円生を聴きますと「六連銭」を使っていました。

六文銭は、ゆたかやの登録商標になっているそうですが、これをあしらったいろいろな物を売っています。ウェブショップもありますが、お店にもたくさん並んでいます。

一番上の写真は、ボトルホルダーです。500ccのペットボトルが入れられます。色は赤。真田幸村隊の赤揃え(身に付ける兜や甲冑を赤で統一していた)からきているんでしょうか。

この日購入したものは、ほかに「ハンドタオル」。ふんわり柔らかな手触りです。色はエンジとオレンジも含め3色。大きなタオルも並んでいました。それと「うちわ」。これも赤です。あとは「巾着」。色は赤や緑など5種類ほどあります。大小あり、上田紬を使ったものもありました。


ほかにもたくさん。ポロシャツ、風呂敷、提灯、のれん、マグカップ、扇子、酒器などなど。パンフレットをもらってきました。

値段的にも手頃な物ですし、そうかさばる物でもないので、観光帰りのおみやげにはとてもいいんではないかと思います。


ゆたかや
住所:上田市中央2-2-16
電話:0268-24-5298

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