じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

断崖の観音堂 これから満開の桜が楽しみ

商工観光課のF1号です。

信州上田ももうすぐ桜の季節。上田市の「上田城千本桜まつり」は、4月5日(金)から21日(日)まで、桜の名所上田城跡公園で行われます(詳しくはこちらをどうぞ)。

上田市には、上田城跡のほかにも桜の名所はいくつもあります。こちらをご覧ください。

 その一つ、岩谷堂をご案内します。
岩谷堂は通称で、正式には龍洞山宝蔵寺という観音堂です。その場所は、上田市の丸子を流れる依田川から100mくらいも登った山の断崖。平安時代の初期、比叡山第三代座主の円仁によって開かれたのだそうです。聖観世音菩薩がご本尊です。
朱塗りのお堂がきれいですね。
でも、行くのはたいへん。依田川の横の道路から急な階段を登っていきます。門をくぐると右手にお堂があります。その上の展望台から下を見ると、丸子の町や依田川がはるか下に見えます。

お堂の左手に奥の院 洞窟観音と書かれた入口があります。外から見ると、岩肌にあいた空間の外側を朱塗りの木製の壁が覆っているという感じ。まさに洞窟ですね。洞窟の中には「聖観世音菩薩」と書かれた少し広めの空間。昔はここに観音様が祀られていたんでしょうか。

ここは、花の名所です。桜や花桃、ツツジが咲き誇ります。樹齢800年の「義仲桜」の大木もありました。桜の時期、展望台から見たお堂の上からの写真がいろいろなサイトで紹介されています。満開の桜の時には、桃色の桜の中に朱色のお堂っていいんでしょうねえ。是非おいでください。私も、満開の桜の時期に来て、ブログで報告したいと思います。

 お堂の右手をさらに坂を登っていくとあるのが岩窟古墳。昭和5年(1930年)に発見されたのだそうですが、洞窟の入口付近には、5世紀中葉から6世紀前半とみられる土器や石器、玉類などが出土したとのこと。5体以上の人骨も出土したということで、墓所だったのは間違いないのでしょう。こんな高いところに埋葬された人物はどんな方々だったのでしょう。出土した遺物は、丸子郷土博物館で展示されているそうです。

↓↓↓ お堂の場所はこちら ↓↓↓


岩谷堂
住所:上田市御嶽堂84
地図:

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