北信州からごきげんよう 北信地域の現地機関からのお知らせとともに、千年風土の豊穣の地「信越自然郷」の魅力をお届けします。

北信州からごきげんよう

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木島平村でGAP研修会が開催されました。

こんにちは。農政課のFです。

6月25日、28日に木島平村でGAP研修会を開催しましたのでその様子をお知らせします。

みなさんは、GAPとは何か知っていますか?

G(Good)A(Agricultural)P(Practice)の略で、食品安全、環境保全、作業者の労働安全に配慮し、                          人権・福祉に配慮した労務管理に配慮を行い、消費者に信頼されるような農業経営を行うという意味です。

GAPは、2020年東京オリンピック、パラリンピックにおいて、国際水準の食糧調達基準として                             定められることや、生産現場において、国際水準のGAPの実施及び認証取得の拡大が、国の推進施策の                               一つに位置付けられていることもあり、生産者もGAPに取り組んでいくことが求められる状況にあります。

今回の研修会では、木島平ブランド米研究会、有機米研究会、JAみゆき酒米部会、野沢農産などの                             お米の農家の皆さんに集まっていただきました。                                                                     木島平村といえば、米の食味オリンピックとも呼ばれる全国米・食味分析鑑定コンクール国際大会の2017年の結果を見ると、日本全国や海外から合計5551点の米が出品されておりますが、最高賞である国際総合部門金賞18人のうち、木島平村から2名の方が選ばれています。

木島平村は、このコンクールで9年連続金賞を受賞しているという全国トップクラスの                                     美味しいお米の産地なのです                                                           化学肥料や化学農薬を5割削減することで、農業が環境に与える影響を削減し、                                     まさに環境にやさしい農業を実践している方々です。

そんな栽培方法もお米がおいしくなる理由の一つなのですね。

ブログ写真

北信農業改良普及センターの担当職員を講師としてGAPの考え方について学んだあと、グループ分けをし、  同センターの職員が助言者となって、各自が経営の中でGAPを実施するためにどんなことに取り組むことが必要か考えていただく場を設けました。

グループ                                                                                                                                                                                                     今回の研修会のねらいは「普段の農業生産に係る生産工程を見直すことで、リスクがあるのかを考えて、計画し実行することを意識付け、文章にすることで明確化する。」ことでしたので、各自の経営の中でGAPに取り組む内容について書類に記載してもらいました。

今回のGAP研修は、生産者の皆さんにとっても自分の経営を見つめる良い機会になったと思います。

 

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