2016.12.13 [ アーカイブ ]
銀座NAGANOで飯山市の「おいしい信州ふーど(風土)」をPRしました!
覚えてほしいので、何度でも説明します。
坂井芋は飯山市坂井地区で、江戸時代から栽培されている里芋の仲間。里芋に比べて粘りが強く、味も濃いと言われます。まん丸ではなく、先端がとがった形が多いのが特徴です。煮っ転がしやけんちん汁の具として利用されます。
常盤牛蒡は飯山市常盤地区で、これまた江戸時代から栽培されているごぼうの仲間。大きいものになると1mを超え、途中で折れないように収穫するのは非常に根気のいる作業です。身はとても柔らかく、きんぴらごぼうや煮物にすると、香りと食感が楽しめます。
そしてもうひとつ、忘れてはならないのが「お米」。飯山市は県内でも有数の米生産どころで、全国食味コンクールに毎年のように入賞しています。昨年のコンクールでは、日本全国から選ばれる金賞と特別優秀賞、合わせて41件のうち、6件が飯山市産だったと言えば、そのすごさが伝わると思います。
ちなみに、木島平村からも4件が上位入賞しており、合わせると10件。全体の4分の1近くを北信地域のお米が独占しているのです。
閑話休題。
坂井芋と常盤牛蒡の紹介は、北信地域が誇る伝統野菜のスペシャリストである、「おいしい信州ふーど(風土)」名人、坪根登美子(つぼね とみこ)さんから。
パワーポイントでもレジュメでもなく、お手製の紙芝居を使った坪根さんならではの講演は、とても温かみがあり、終始和やかな雰囲気でした。
講演の後には、実際に飯山市の農産物を調理して、参加者の皆さんに味わっていただきました。
生産者の皆さんも交えての食事会。
「普通の野菜よりも柔らかくておいしかった」「正月用にぜひうちに買って帰りたい」といった感想が飛び交い、参加者も生産者も大変満足した様子でした。
短い時間ではありましたが、飯山市の魅力ある農産物を、首都圏の消費者にPRできる良い機会になったと思います。
イベントに参加していただいた方々が起点となって、さらに飯山市や北信地域の魅力が県外でも広まっていけばいいなーと感じている今日この頃です。
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