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ブドウ長果11品種検討会が開催されました。

こんにちは、農政課のFです。

気が付けば10月ですね。
月日が流れるのは早いものです。9月にブログを掲載するつもりがこんな時期になってしまいました。
9月11日にブドウ長果11の品種検討会を行いました。
県の果樹試験場が育成した種無し、皮ごと食べられる大粒の赤系ぶどうであり、生産者、実需者待望の品種です。
長野県では、シャインマスカット、ナガノパープルと並ぶ3本柱として位置づけ、2022年からの本格出荷を目指しています。


北信地域管内の生産者及び関係機関の皆様が大勢集まり、JA中野市のぶどう集出荷センターで検討会を行いました。
初めに、農業改良普及センター担当者から果樹試験場より持ち込まれたブドウの房の状況、樹の様子などの話を聞きました。
持ち込まれた房の糖度や重さを普及センターで測ったところ、
糖度は22%~23%、一粒の重さも14g~15gと大粒で楕円形をしています。
また、県の果樹の専門技術員からは、品種特性などについて話があり、
生産者からは裂果や着色などについての質問が出されました。
やはり、生産者の皆さんの質問ポイントは裂果、着色ですね。
ナガノパープルや、シャインマスカットなども裂果などで、苦労されている経験上
そのような内容の質問が出てくるのではと感じました。
話を聞いた後は試食を行いましたが、大変糖度が高く、さわやかな甘みがあり、試食した参加者からもおいしいとの評価を受けました。

ブドウ長果11については、生産者、実需者から大変期待されており、今回の品種検討会でも関心の高さがうかがえました。

追記
この検討会のあと、9月20日にブドウ長果11の名称が公表されました。
名称は「クイーンルージュ」です。
まさに女王の名にふさわしいブドウですね。

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