テープカットに続き、Ｍが楽しみにしていたギャラリートークです。（写真提供：山ノ内町教育委員会）

ふるさと切手の第一号「お猿の温泉」や山ノ内郵便局の風景印に描かれた地獄谷野猿公苑のお猿さんたちを、この展覧会のためにセルフカバーし創作された作品が原画とともに展示されており、トークの中で、この切手のデザインを手掛けていた頃、双子のお子様を育てられていらしたこと、切手の中のお猿さんは、お母さん猿と双子の子猿がデザインされていること、お母さんが一人に手をかけているときは、もう一人は指をくわえて見ている様子をデザインされたことなどを話してくださったので、作品により親しみを感じることができましたよ。

切手「お猿の温泉」は、日本郵便のサイトで見る事ができます

http://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/furusato/1999/1013_saru/

柳沢京子さんが、挨拶の中で「きりえで、信州のぬくもり・温かさを伝えたい」とおっしゃっていたことや、たくさんの作品について語られる言葉ひとつひとつに、信州の清（さや）かなる自然 に対する愛情を感じたのでした。

白と黒で紡がれた世界を堪能したあとは、美術館から地獄谷野猿公苑方面に向かってみました

地獄谷野猿公苑は、スノーモンキー人気で、外国人観光客が多いですよね

写真は、「豪雪の館」。休館中でしたが、庭の紅葉がとても綺麗で、外国の方も熱心に写真を撮っていました。