北信州からごきげんよう 北信地域の現地機関からのお知らせとともに、千年風土の豊穣の地「信越自然郷」の魅力をお届けします。

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中野市豊田地域「小さな拠点」キックオフイベントに参加してきました!

みなさま、「小さな拠点」をご存知でしょうか。
難しくいうと、『複数の集落が散在する地域(集落生活圏)において、商店、診療所などの日常生活に不可欠な施設・機能や地域活動を行う場所を集約・確保し、周辺集落とコミュニティバス等の交通ネットワークで結ぶことで、人々が集い、交流する機会が広がっていく、集落地域の再生を目指す取組』とのことです(出典:内閣府地方創生推進事務局「小さな拠点情報サイト(外部サイト)」より抜粋)。

当管内では、中野市の豊田地域で地域の方々が複数年にかけて検討されていました。
その成果の一つとして、このたび、豊田文化センターの会議室を「小さな拠点」として気軽に集えるカフェに模様替えされ、お披露目がありました。

その他、飲々亭冷奴師匠さんの落語の「寄合酒」、そして、「暮らしを支える地域運営組織の可能性」と題して新雄太さん(東京大学大学院工学系研究科特任助教)の講演もありました。

寄合酒は、地域で魚や酒をもちよって飲み会をしようとするお話しです。慣れないこと勝手なことをして頓珍漢になる話ですが、小さな拠点を運営していく上での参考にとのことでのお話で、新先生のお話は、昔の集落の在り方、現在の取り組みのご説明でした。いろいろと、今は失われてきている農村の共同体としての自給自立した営みなど、時代に合った取り組みの必要性などご示唆いただきました。
会場の外には、豊田地域の皆様が勉強や検討された意見が貼ってあり、一歩一歩、身の丈に合った地域をよくする取り組みが進めばよいのではないかと思います。

当管内では豊田地域がモデル的に実施されてきました。この地域の取り組みが中野市をはじめ各地域の参考となればと願っています。

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