北信州からごきげんよう 北信地域の現地機関からのお知らせとともに、千年風土の豊穣の地「信越自然郷」の魅力をお届けします。

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野生鳥獣被害対策チーム、電気柵を張る。

皆様こんにちは。林務課のMでございます。

今回は、北信地区野生鳥獣被害対策チームの一員としての投稿になります。

 

先日、9月4日の日曜日、飯山市のとある地区で野生鳥獣被害防止のための電気柵を設置する機会がありましたので、その時の様子をお伝えしたいと思います。

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この地区では数年前よりイノシシ等による農作物の被害を防ぐため、電気柵の設置を行っており、

毎年、この時期になると近所の農家が集まり、互いに協力し合って作業をしています。

皆さん慣れた様子で、テキパキと作業を行っていました。

 

途中、電気柵の設置箇所より、山側へ10メートルほど離れたところで、イノシシと思われる獣の痕跡を発見!

エサを探していたのか、掘り起こした跡があります。

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(地面がでこぼこしているのが分かりますでしょうか?)

ちなみに、平成27年度のイノシシによる北信地域の農業被害額は約400万円でした。

今回のような防除対策が継続され、被害が減少することを願っております。

 

刺すような日差しが照りつける中、ようやく電気柵の設置が完了!

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電気柵は正しく設置しないと効果が発揮されません。

最後に漏電はしていないか、電気はちゃんと流れているか等を確認して作業終了!

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作業した農家の方に話を聞くと「電気柵による被害防除効果は大きい」とのこと。

 

鳥獣被害を軽減するには、被害防除対策を行い、野生鳥獣との住み分けを図ることや、鳥獣を集落に近寄らせない環境づくりが大切なのですね。

 

 

 

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