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雪対策 ~「屋根の雪下ろし作業における墜落防止対策」講演~続編

こんにちは。
企画振興課 雪山です。
平成30年11月22日(木)に飯山市文化交流館“なちゅら”で開催された「屋根の雪下ろし作業における墜落防止対策」講演の続編です。

(“なちゅら”ってキレイでいいですよね。)

この講習会は、事業所の安全管理担当の方を対象として開催したのですが、主催者側は、どれほどの人が興味を示して、集まってくれるのか・・・おっかなびっくり。
募集時に北信地域振興局に問い合わせのあった事業者さんは「雪下ろしの際の安全対策を!と言われているが、具体的にどうすれば良いのか分からず困っていた。そんな時に、ちょうど講演会の話があった。」と仰っていたので、少し期待もしつつ。

結果的に、目標の80人を上回り、120人程度の方が会場にお越しいただけました。

さて、講演の中身ですが、お隣の新潟県では、今から30年ほど前の「60豪雪」をきっかけに、昭和60年(1985年)頃から取り組みが強化され、徐々に浸透し、事業所向けの安全教育講座なども行われているとのことです。

講師の元高田労働基準協会事務局長の真保太一様の講演内容のうち、屋根の雪下ろし作業中のヒヤリ・ハット事例とその対策について、いくつか紹介します。

ヒヤリハット1 「スノーダンプに体を取られた
スノーダンプでかいた雪が離れずに、重みに耐えきれず、スノーダンプと一緒に屋根から転落してしまうというもの。
対策は、スコップやスノーダンプ等に雪が氷着しないよう(雪離れをよくするよう)、あらかじめ、ろう等を塗布しておく。

ヒヤリハット2 「軒先や雪止めの位置が分からなかった
当然、屋根全体が雪で覆われていますので、先端の雪止めアングルの位置がわからず越えてしまい、滑って転落、又は、屋根の端が分からずに足を踏み外すというもの。
対策は、屋根に取り付けてある雪止めアングルの最下段より先には、絶対に足を踏み出さないこと!

ヒヤリハット3 「雪を取りすぎてかえって滑りやすくなった
屋根の雪をきれいにかいてしまうと、ツルっと滑ってしまい転落に繋がるというものです。
このため、屋根の雪を30cm程度残して作業をすること。滑り止め用に、カンジキ又は長靴に荒縄を数回巻き付けるなどの準備が必要!

ヒヤリハット4 「梯子の昇降時にバランスを崩した。梯子が沈下した。
雪上から屋根に梯子をかけるため、梯子が斜めに傾いたり、沈んだりして、昇降時に不安定になり、転落につながるケースが多いようです。
対策は、敷板を活用するなど、現場に応じて、しっかりと固定すること。

その他にも・・・
・作業は必ず2人以上で。
・命綱、ヘルメットなどを使用する。(住宅に命綱用の設備の設置も)
・携帯電話や笛を身に着ける。いざという時には助けを求めることもできる。
・年齢や体力も意識して。
・除雪用具の使用方法などを再点検!(1年前のことで忘れてしまうこともあるよう)
などの注意点の他、命綱の設置手順についての紹介もありました。

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