北信州からごきげんよう 北信地域の現地機関からのお知らせとともに、千年風土の豊穣の地「信越自然郷」の魅力をお届けします。

北信州からごきげんよう

北信地域の現地機関からのお知らせとともに、千年風土の豊穣の地「信越自然郷」の魅力をお届けします。

しあわせ信州 > 長野県魅力発信ブログ > 北信州からごきげんよう > 信越自然郷のイベント > 祝!北陸新幹線 飯山駅開業 1周年!& なちゅら開館

祝!北陸新幹線 飯山駅開業 1周年!& なちゅら開館

地域政策課のangelaです。

昨年3月14日に北信地域のターミナル駅として北陸新幹線飯山駅が開業し、1周年記念イベントが賑やかにおこなわれました。

IMG_0046

開業間もない昨年の春は、乗降車人数が目標を下回るなど低調なイメージでしたが、やはりこの地域の一番の魅力はスキーでしょう、今年1~2月の利用者は予想以上の賑わいを見せており、中でも野沢温泉スキー場や斑尾高原スキー場などに向かうバスには長蛇の列ができていました。

冬は特に外国人客が多い印象ですが、宿泊施設関係者によると車を利用して北陸方面からのスキー客も増えたとのこと、もしかしたら新幹線開通で北陸の方が「信州は近い、行きやすい」と意識を持っていただいているのかもしれませんね。実際、私自身も、富山や金沢が「近くなった」感覚があり親しみを持つようになりました。

さて、1周年記念イベントに話を戻して・・・晴れやかなオープニンセレモニーの後、続いてどなたか感謝状を贈られています・・・あれ?聞き覚えのあるお名前・・・

IMG_0071  IMG_0063

なんと、長野県東京事務所勤務の甘利さんです(顔出し、本人了承済み)

金沢方面から飯山駅に入ってくる新幹線を表現したジオラマ(立体模型)を飯山市に寄贈されたのですが、その精緻なつくりに感動子どもも大人も食い入るように覗き込んでいました。写真を撮らせていただきたいと甘利さんの近くに行きましたが、報道各社からの囲み取材状態(もしかしたら今日一番だったかも)なかなか写真撮らせてもらえませんでした。鉄道ジオラマの世界ではかなり有名な方なんだそうですよ

 

さて、飯山駅から歩いて2分の飯山市文化交流館なちゅらでは、アウトドア総合ブランドの株式会社モンベルの体験イベントや、信越9市町村の地域からの特産品の出店があり、大勢のお客さんで賑わっていました。

IMG_0091    IMG_0073

なかなか体験できないウォールクライミング、息子が挑戦しました。保育園児にはちょっと難しいようでしたが、斑尾高原山の家にもあるのでまたリベンジさせてあげたいなと思いました。

IMG_0084  IMG_0086

午後からは株式会社モンベル代表の辰野勇さんによる記念講演「野遊びのススメ~活きる力を育むアウトドアスポーツ~」があり、多くの来場がありました。

ステージは森の中でテントを張って野営するイメージで作られており、登壇した辰野代表、おもむろに横笛を奏で始めました。

どこか懐かしいような、遠くから聞こえてくる風のような音色に、ふと森の中で木々に抱かれている気分になったのは私だけではないと思います。

辰野代表の、山に親しんだヤンチャな少年時代のお話、知らない側からは無謀にも思える世界の山へ挑戦の話(親だったら絶対止める)、ゾクゾクして聴いていましたが、山から学んだ多くのことには同感しました。山に入ると、集中力、持続力、判断力がつくこと、それらが「決断する力」になるということ。会社において「決断する」ということは「敢えて困難な道を選ぶ」ということ・・・胸に落ちました。

そして、アウトドアがもたらす5つの力 1.自然環境の保全、2.野外活動を通し活きる力をつけること、3.健康、4.災害への備え、5.地域経済の発展(エコツーリズム)、これがモンベルという会社の理念、ミッションだとおっしゃってました。そして今、モンベルで進めている事業のうち「Sea to Sammit」(海から山へ)「ジャパンエコトラック」(詳しくはモンベルのHP  http://about.montbell.jp/をご覧ください)の話を伺い、中でも、日本各地の豊かで多様な自然を体感し、地域の歴史や文化、人々との交流を楽しみながら人力で移動する・新しい旅=ジャパンエコトラックのスタイルこそ、飯山駅開業からの展開を踏まえた信越自然郷にふさわしいと感じました。

続いて、黒姫(信濃町)在住のC.W.二コルさんと歌手の河口恭吾さんを迎えてのトークセッションでは、皆さんの森への想いなどが語られました。地域の活性化はエコツーリズムにある、という話の中で、特別なことをする必要はない、そのままの自然を大切にして誇りを持つこと、という話の流れでニコルさんが来日間もない頃の日記の話になりました。日本の美味しいもの=「何もない」と書いた、と。

え?どういうこと?と思っていたら、地元の人たちが「何もなくて・・・」と自分たちが普段食べているものを持ってきてくれる、それが毎日違ってどれも本当に美味しかった、日本語がよく分からないから「ナニモナイ」という食べ物かと思った、という話でした。

なるほど~、確かに突然のお客様に食事を出すときなど、「何もなくて・・・」と言いますわねぇ。いわゆる「ご馳走」じゃないんだけど、だからこそ美味しいんだと。例えば県外の観光客が長野の旅館で出されるお刺身より山菜に喜びを見出すのと同じでしょうか。そこには地のものを大切に思う気持ち、自分で山に入り採ってくるストーリーも入っているからでしょうか。

地域の活性化ってこういうことなんだよ、と教えられました。

地元の食文化への愛、活性化については別の話もあるのですが、今回は長くなるので続きはまた後日お伝えしたいと思います。

IMG_0096  《予告》ブナの森からのおすそわけ。素敵なストーリーが詰まっています。

このブログのトップへ