４月６日（金）から15日（日）は、春の全国交通安全運動実施期間です。この運動の基本は「子どもと高齢者の交通事故防止」長野県の重点は「通学路・生活道路の安全確保と歩行者保護の徹底」です。

運動期間中は、諏訪６市町村を含む県内の各市町村で、交通安全の啓発活動が実施されます。諏訪地域振興局では、運動初日となる６日に岡谷市で行われた出陣式に参加しました。

式の挨拶の中で、今井岡谷市長は、「４月は入園・入学・入社等により、まだまだ交通ルールに慣れていない自転車通学の高校生や、運転に慣れていない新社会人等が多く見られる時期。交通ルール、交通安全意識の高揚を図り、安全・安心な街となっていくために、皆さまにはお力添えをいただきたい。」と述べました。

岡谷交通安全協会小林会長は、「小学生が関わる交通事故のうち、約半分は小学校１・２年生が関わる事故であるとのこと。４月から小学校に上がる子供達は個々人で活動するようになり、事故の危険性が増す上、身長はドライバーから見づらい。小さな子供たちを守る必要がある。」と述べました。

坪井諏訪地域振興局副局長は、「昨年の県下における交通事故は一昨年より減少となったが、歩行者の事故が増加するなど依然として予断を許さない状況。皆様にも運動の趣旨をご理解いただき、本日は、ドライバーの皆さんに元気よく「交通安全」呼びかけをしていただきたい。」と述べました。

式の後は、岡谷市役所前の県道で交通安全人波作戦を行いました。車を運転される皆さんに、ティッシュ・チラシをお渡ししながら、交通安全運動推進への協力、歩行者保護意識の徹底を呼びかけました。

このブログをご覧の皆様も、次の点には特にご注意ください！

ドライバーの方へ

・特に夜間の歩行者に注意!!　歩行者が車の存在に気が付いていない可能性もあります！

・上向きライトを活用しましょう!!　こまめに下向きライトと切り替え、歩行者を発見しましょう！

歩行者の方へ

・夜間は明るい色の服や反射材の着用を!!　自分の存在を車にアピールしましょう！

・左右の安全確認をしっかり!!　特に道路横断時は要注意！

今年、諏訪地域では高齢者・歩行者が関わる交通死亡事故が２件発生しています。これまでと環境が大きく変わり、少々慌ただしい気持ちになっていらっしゃる方も多いかとは思いますが、運転時及び歩行時は慌てず、気持ちに余裕をもっていただき、安全・安心な交通事故の無い地域社会を作っていきましょう！