南信州お散歩日和 広い長野県の南端に位置する飯田・下伊那地域は「南信州」とも呼ばれています。 やわらかい方言が使われ、人も土地柄も温かく穏やかな当地域には、 各所に温泉があり、賑やかなお祭りもたくさんあります。 この地域ならではの魅力を職員がお伝えしていきますので、 南信州にどうぞおいでなんしょ!【写真:喬木村のいちご】

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広い長野県の南端に位置する飯田・下伊那地域は「南信州」とも呼ばれています。 やわらかい方言が使われ、人も土地柄も温かく穏やかな当地域には、 各所に温泉があり、賑やかなお祭りもたくさんあります。 この地域ならではの魅力を職員がお伝えしていきますので、 南信州にどうぞおいでなんしょ!【写真:喬木村のいちご】

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魅力満載のローカル線!飯田線(8)吊り橋渡って秘境駅「為栗」

地域政策課のHKです。

飯田線シリーズ、今回は「為栗(してぐり)」駅を紹介します。

 飯田線有数の難読駅です。(知らないと、まず読めませんよね)

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(為栗駅基本データ)
  • 無人駅
  • ホーム 1面1線
  • 場所 長野県下伊那郡天龍村平岡字為栗
  • 開業 昭和11年
  • 一日平均乗車人員 8人(平成23年度)
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この駅は、秘境駅として鉄道ファンには有名な駅です。

牛山隆信氏のホームページ「全国秘境駅ランキング」で、19位にランクされています。(2014年10月現在)

開業後しばらくは周囲に集落がありましたが、戦後の平岡ダム完成により天竜川の水位が上がり水没してしまったため、現在のような秘境駅となりました。

また、かつては同じ天龍村の平岡駅との間に「遠山口駅」がありました。

しかし、同様に天竜川水位上昇のため、線路付け替えが行われ、昭和26年に廃止されました。

そのせいか、為栗・平岡駅間は4.7kmと飯田線では長めの駅間距離となっています。

駅は単純な作りで、1面のホームに線路が一本。中央には待合所があります。

そして、ホームのすぐ向かいには、天竜川を見下ろすようにお墓がありました。

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待合所もシンプルな作りで、戸は付いていません。

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(下の写真:ホームから飯田方面)

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(下の写真:ホームから豊橋方面)

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駅の出入口は一か所のみです。駅を出ると天竜川を沿うように道が続いています。

道の先には吊り橋が見えます。

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150mほど歩くと、赤い吊り橋にたどり着きます。「天竜橋」です。

この橋が、まさに駅から一般道への唯一の架け橋となっています。

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天竜橋からの風景は素晴らしいの一言。ぜひ、実際にご覧いただきたいです。

天竜川の向こうに飯田線の鉄橋が見えます。

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下の写真は、この鉄橋を渡る飯田線の先頭車両から撮影しました。

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天竜橋から駅(写真右側)を撮影しました。駅が川岸の急峻な地にあるのがわかります。

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対岸に渡ると、天竜橋の看板が立っています。

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天竜橋は車が入れませんが、手前までは車で行けます。

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この天竜橋南側の近くに「信濃恋し」と呼ばれる景勝地があります。

ここは、平岡ダムができる前に天竜川の急流により川岸が削り取られ、川の流れが大きく湾曲しています。

かつて、信濃で切り出された丸太で作った筏(いかだ)に乗って、南(下流)に向かいやって来ると、筏がこの場所で北(上流)に向きを変えました。

その姿が、あたかも丸太が国境近くに来て「信濃の国が恋しい」と訴えているように見えたことから、この名前が付いたと言われています。

また、縁結びの名所にもなっており、ここに小石(恋し)を投げると恋が叶うそうです。

詳しくは、天龍村のホームページをご覧ください。

為栗駅は秘境駅でもありますが、山や天竜川、吊り橋といった風景が美しく、鉄道ファンならずとも楽しめる駅です。ぜひ、多くの方にお越しいただきたいです。

なお、この駅は一部の普通列車は通過しますので、ご注意ください。

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 また、この為栗駅を含めた南信州の秘境駅を巡る、恒例の臨時列車「秘境駅号」が、今秋(平成26年11月)も運行されます。詳細は、JR東海のホームページをご覧ください。

それでは、今回はこれまで。次回をお楽しみに!

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 飯田線シリーズ、前回はこちら

 

(乗車人員:資料 東海旅客鉄道(株)総合企画本部)

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