南信州お散歩日和 南信州は、広い長野県の南端に位置しています。やわらかい方言が使われ、人も土地柄も温かく穏やかな当地域には、 各所に温泉があり、賑やかなお祭りもたくさんあります。 この地域ならではの魅力を職員がお伝えしていきますので、 南信州にどうぞおいでなんしょ!【写真:阿南町平石農場のひまわり】

南信州お散歩日和

南信州は、広い長野県の南端に位置しています。やわらかい方言が使われ、人も土地柄も温かく穏やかな当地域には、 各所に温泉があり、賑やかなお祭りもたくさんあります。 この地域ならではの魅力を職員がお伝えしていきますので、 南信州にどうぞおいでなんしょ!【写真:阿南町平石農場のひまわり】

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まさかあの黄色い花が… 特定外来生物の拡散防止にご協力ください!

こんにちは。環境課です。

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みなさん、この黄色い花、見たことあるのではないでしょうか。
実はこの花は、繁殖力が強く、日本にもともとあった生態系を壊してしまうかもしれないということで、「特定外来生物」に指定されています。

特定外来生物」という言葉、あまり耳慣れない方も多いですよね。
そこで、今回は、外来生物について皆様にご紹介します。

外来生物とは

外来生物は読んで字のごとく、もともとその地域に生息していなかった生物で、人間の活動によって他の地域から入ってきたもののことです。
セイヨウタンポポ、ハルジオン、ヒメジョオン、ニジマス…。
皆さんの身の回りにも色々な外来生物がいます。既に日本に帰化して長い年月が経過している種もあります。

ニジマスのように、私たちの生活を豊かにしてくれる外来生物もある中で、地域にもともといた生物(=在来種)を駆逐したり、地域のもともとの生態系を破壊してしまう恐れがある外来生物もあります。

特定外来生物

「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(通称:外来生物法)」で、原則として、許可なく生きた個体(卵や種子などの繁殖可能性のあるものも含む)を飼養、栽培、保管、運搬、輸入等することが禁止されている外来生物です。国から指定を受けた132種(平成28年10月現在)が該当します。

アレチウリやブラックバスはご存知の方が多いのではないでしょうか。これらも特定外来生物です。

特定外来生物被害予防のためには、特定外来生物を「入れない・捨てない・拡げない」の三原則を守ることが大事です。
そのためには、駆除の際も細心の注意を払わなければなりません。植物の駆除の場合は、抜き取った後その場に放置して天日干しして枯れさせる、動物の駆除の場合は、その場で殺処分する等の対応が必要です。


特定外来生物は、外来生物のうち、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から指定されます。現在、差し迫った被害があるかは、地域等によって異なる部分もありますが、その無尽蔵な拡散には特に気を付けないといけません。今は被害の無い地域に封じ込められていたとしても、他の場所では甚大な被害を出す可能性が否定できないからです。

特定外来生物法は、平成16年にできた比較的新しい法律です。規制される以前に園芸用・緑化用として使われた植物や、食用として導入された動物が特定外来生物に指定されている例も少なくありません。身近なものが特定外来生物であることもあるかもしれません。

今回は、これからの時期によく見かける植物で特定外来生物に指定されているものをいくつかご紹介します。

アレチウリ

南宮大橋上流08

河川敷によく生えています。

在来種である「クズ」という植物によく似ており、よく同じところに生えていますが、「クズ」は、ツルから3枚1組の葉を出しているのに対し、「アレチウリ」は1枚ずつ葉を出している点や、巻きひげがあること、ツルに白い毛が生えているという点で区別できます。

5月から10月くらいまでの長い間芽生えが続きます。この期間に数回駆除作業を行うことが効果的と言われています。

根から抜き取って駆除します。気持ちいいくらい簡単に抜くことができます。

長野県では、毎年6月の1か月間を「アレチウリ駆除強化月間」として駆除に取り組んでいます。地域での駆除活動に是非ご協力ください!

 

オオキンケイギク

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6月から7月ころ、道路脇や河川敷で黄色い花を見かけたら、このオオキンケイギクであることが多いです。

黄色くてきれいな花を咲かせるので、特定外来生物と知らずに保護してしまっている例もあるようです。

花びらの先がギザギザしていて、花の真ん中の部分(管状花)も黄色いことが特徴です。花びらの付け根が茶色くなっている個体もあります。
葉は滑らかなへら状で、荒い毛が生えています。

基本的には、根から抜き取って駆除します。

 

 

オオハンゴンソウ

オオハンゴンソウー3、花00 (1)

7月から10月くらいにかけて花を咲かせます。

かつては、「ルドベキア」「ハナガサギク」といった名前で、園芸種として売られていました。

私は、高原に向かう山道などでよく見る印象を持っていますが、平地でも見ることがあります。

 

根から抜き取って駆除します。

 

外来生物の駆除は、生きものの命を奪うことです。人間の都合で入ってきた外来生物を駆除するということに、心を痛める方もいらっしゃると思います。
一方で、外来生物、特に特定外来生物は、在来種より強く、在来種を駆逐してしまう可能性もあります。

在来種への被害を防ぎ、そのような悲しい事態を起こす可能性を少しでも減らすために、外来生物を今ある場所から持ち出して拡散させることがないように、注意していただくとともに、少しでも数を減らしていけるよう、駆除活動にご協力を頂ければと思います。

 

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