南信州農業改良普及センターのKです。

「長野県飯伊地区農村女性ネットワーク」主催による「信州食と農のセミナー」が、飯田市上村下栗において ６月15日（木）、８月３日（水）の２回に分けて開催されました。
いずれの回も30名以上という多くの方々が参加され、賑やかな会となりました。

第１回（６月15日（木））は下栗いもの花が咲き始めた頃で、
実際に下栗いものほ場に入らせていただき、栽培状況の視察を行いました。

そこでは、普及センター職員（飯田市上村南信濃担当）を講師に
下栗いもの来歴・栽培方法についての学習をしたあとに、
下栗里の会の会長より、下栗いもの栽培活動などについてお話を聞きました。

図　普及センター職員による説明の様子
（奥に見える電柱と比較してみると、やっぱりすごい斜面！）

参加された皆さんは予想を超える現地の傾斜に驚きつつ、急な斜面でも丁寧にほ場管理がされていることに感嘆していました。

第２回（８月３日（水））は下栗総合交流会館をお借りして、下栗いもを使った料理の講習会が行われました。

当日は７つのレシピについて講習を行い、うち５品は下栗いもを使った料理でした。
レシピは伝統的な料理の田楽、煮ころがしにはじまり、和風スープやいもそうめんといった新たな料理にも挑戦！

左図　会場内での調理の様子、右図　「下栗いもの田楽」を野外で焼いています。

図　昼食風景