「旬」の宅配便~佐久っと通信~ いつでも新鮮! 職員が見つけた佐久地域の「旬」の魅力をお届けします。 どうぞ、さくっと見てください。

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男の祭り「寒の水」に挑戦!

1月20日 月曜日
今年厄年の彼は、自ら率先して、奇祭「寒の水」に挑んだ。

商工観光課 おかっぴーです。
今回は、同僚の雄姿をお伝えします。

「寒の水」は御代田町草越地区に200年ほど前から続く行事―。
一年で最も寒さが厳しいとされる、大寒の夜に、真っ赤なふんどし姿の水行者(すいぎょうじゃ)と呼ばれる男たちが、冷水を浴び、一年間の五穀豊穣や無病息災などを祈願する寒行の一種。
 
 午後6時-。頭に兎巾(ときん)というわらでつくった冠と、真っ赤なふんどしを身に付けた約60名の男衆が一斉に公民館から飛び出す!


地区を回って神社に向かう途中、6か所に設けられた水桶から冷たい水を汲んで、威勢のいい声と共に全身にかぶります。


気温が0度近くまで下がり、白い息を吐きながら走る、すさまじい迫力。
水しぶきが、光りに照らされなんとも神秘的


フラッシュの嵐!観客の黄色い歓声で、気分を良くした彼は、何度もなんども水をかぶる。

水しぶき! 寒い! 冷たい!

そして折り返し地点の熊野神社に到着すると、
頭から外した兎巾を奉納して、五穀豊穣や無病息災、その他もろもろを祈願していました。

どこかスッキリとした様子の我が同僚。
厄払いができたようです。

この「寒の水」は、平成元年に、県無形民俗文化財の指定を受けました。

このような貴重な奇祭、後世にいつまでも伝えていきたいですね。
 

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