林務課です。
平成25年度に行った「小さくてもキラリと光る取組み」事例を紹介しています。
第2回目は、「長野射撃場の整備について」です。
1 背景
長野射撃場は、昭和59年9月に長野市広瀬3224番地に、長野県営射撃場
として開設され、長野県公安委員会の指定射撃場及び教習射撃場の指定を
受け、多くの猟友会員や競技射撃者の技術の維持向上・安全狩猟のための
実技講習等に活用されてきました。
平成15年度からは県営射撃場の廃止に伴い、長野地方猟友会が長野県よ
り施設を借り入れ運営してきております。
近年、射撃場の心臓部ともいえる放出機が長年の使用で故障がちとなる
など、射撃場の運営に支障をきたしている状況となっています。
また、放出機の製作会社が廃業し修理用の部品調達が出来ない状況とな
り、全国の射撃場から利用可能な部品を調達し運営しておりました。
2 取組み内容
平成25年度新規事業として創設された、県単独事業の野生鳥獣総合管理
対策事業の内、銃猟者育成射撃場整備支援事業を活用して、放出機の新設
を計画しました。
補助事業の内容は、地域の市町村等が支援する施設整備に要する経費の
一部を支援するもので、市町村と県が協調して支援する仕組みとなってい
ます。
そのため、管内市町村の協力が得られるよう会議の開催や個別の打合せ
等を行なうとともに、長野地方野生鳥獣保護管理対策協議会を事業主体と
して、9月18日には、市町村別負担額(野生鳥獣の被害額、捕獲従事者数
等を参考として算出)を含む全体事業の承認を得て実施しました。
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