林務課です。
平成25年度に行った「小さくてもキラリと光る取組み」事例を紹介しています。
第7回目は、「おがわ森の恵みプロジェクトについて」です。
1 背景
小川村の森林は45~55年生の森林が多く、柱材等として十分利用可能な森
林となっていますが、木材価格の低迷等により利用が進まず、間伐材が林内
に放置されている状況が見受けられました。
そこで、林内に放置されている材を資源として利用するため、平成23年度
から地域住民向けの研修等を進めてきました。
平成25年度はこのレベルアップ研修を通じて実際に効率的な材の集材・搬
出を目指しました。
2 取組み内容
平成23年度は、NPO法人による搬出の試験的取組を行い、平成24年度は
「小川村農林公社みらい」が主体となった研修を行いました。
平成25年度も「小川村農林公社みらい」が主体となり、自伐林家及び村民
を対象とした伐採、搬出研修を行うとともに、木材の受入れ先として村内に
薪ステーションを設置し集材を行いました。
なお、研修に係る経費は「地域発 元気づくり支援金」、集材、搬出に係
る経費の一部には「長野県森林づくり県民税」を活用しました。
また、搬出された未利用材の活用を図るため、村役場のほか、村老人福祉
センター小川荘等に3台の薪ストーブを導入しました。
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