みなさん、こんにちは。林務課の「ちさんマン」です。
いきなりですが、皆さんに残念なお知らせがあります。
去る6月30日で、あの、あの!山地災害防止キャンペーンが終了してしまったんだ。悲しい限りだな。
・・・え?知らないって?あの、山地災害防止キャンペーンを!?・・それでは今回は特別に、おいらがキャンペーンのことや普段の活動やなんかを紹介しよう。
まず、自己紹介が遅れましたが、おいらはちさんマン!林務部非公認キャラクターだ。漢字では治山(ちさん)と書くぞ。
「治山」とは、その名のとおり、崩落したり土砂流出などにより荒廃した「山を治す」ことを言うんだ。主に代表する工事は谷止工といって、沢に小さなダムを施工するんだ。また、山腹工といって、土留工や緑化をして山を緑に戻すぞ。土留工とは、崩壊を防止するために設置するコンクリート等でできている壁のようなものだ。
おいらの頭の形、変だと思っているだろうが、実は谷止工を模った形なんだよ。
山地災害防止キャンペーンは毎年5月20日~6月30日まで、林野庁、都道府県、市町村合同で行っている「山地災害に備えよう」というキャンペーンで、期間中は、広報活動を行ったり危険箇所を点検したりさまざまな活動をしているよ。
今回は、長野地方事務所管内で実施したキャンペーン期間中の活動を紹介するぞ。
その1
期間中合同庁舎の1階に、治山事業を紹介したパネルや山地災害の兆候、おいらの4コマ漫画を展示したぞ。新たな妹分キャラクター「ちさんガール」を登場させて、巷の話題をかっさらった訳さ。もう非公認キャラ、やりたい放題で何が何だか分からないな!
ちなみに漫画の画力や面白さの是非についての意見は受け付けないゾ☆
その2
期間中に「森林の防災・減災講座」を開いて、北信、東信を中心に関係者や一般の方、山地防災ヘルパーの皆様に集まっていただいて、講演会をしたぞ。
長野県林業総合センターの戸田研究員による講座は、開発したCS立体図(標高、傾斜、曲率を同時に読み取れる地形図)を活用すれば危険箇所を読み取ることができるというもので、みんな興味津々に聞いていたな。
ぜひ、防災マップの作成や地区の皆で集まって過去に災害があった所や危なそうな箇所について話し合う等、自分で、地区で小さなことでも出来ることから始めて、もしもの時に備えられるようみんなで考えてみて欲しいナ。
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