林務課です。
千曲市倉科地区で、11月8日(土)に、災害に強い森林づくり学習会及びモノレール現地見学会を開催しました。
千曲市倉科地区の山腹には、松くい虫被害によりマツ林が衰退したことから、山腹上部にある石に落石の懸念がでてきたため、平成21年度より、山地災害総合減災対策治山事業として、落石対策をはじめとする予防事業を実施しています。これまで、森林整備や、落石防護網(ネット)等、様々な工事を行っています。
今回、地域の皆様に、住んでいる山の実情を知っていただき、防災意識を高めてもらう目的として、実施しました。
「モノレール現地見学会」
安全帯を付け、出~発~♪
普段は山に入ることがないので、住んでいる裏山にこんな石があることに皆様びっくりな様子でした。
「災害に強い森林づくり学習会」
治山事業について、多くの方に知ってもらい、地域の方に防災意識を高めてもらうことを目的として、学習会を実施しました。
治山事業のパネルも展示しました。
皆様熱心に聞き入っていました。
参加した皆様からは次のような意見が ↓ (アンケートの一部をご紹介します)
「裏山に想像していなかった大巨石がありビックリ!」
「何十年ぶりに登ってみたが、岩の多さに驚きました。」
「大変な工事であった事がよくわかりました。」
皆様、裏山に大きな石がいくつもあったことにびっくりされていました。
長野県では、平成18年に発生した豪雨災害を教訓として、森林の土砂災害防止機能を強化し、山地災害から県民生活の安全・安心を確保するべく「災害に強い森林づくり」に取り組んでいます。
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