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ブドウを守る技術(その1)~ハクビシン対策

農政課のNMです。

昨年に引き続き、カラスとハクビシンによるぶどう園の被害防止を目的として、対策の実証ほ場を坂城町に設置しました。











今年は生育も早くて、既に粒大きく、色もついてきて美味しそうになっていました。
このころになると集まってくるカラスのグループやハクビシンに生産者の方も心配でならないそうです。

昨年は、カラス対策として糸張りを実施。ハクビシン対策として地表から3段の電気柵を設置しました。
今年は、カラス対策は昨年同様の糸張りとしましたが、ハクビシン対策は新たに埼玉県で考案された「楽落(らくらく)くん」を使った実証となりました。

まずは、実証試験であるハクビシン対策について紹介します。 


●ハクビシン対策~楽落くんの設置~

■まず、浅い溝を掘ります。

















■その溝に沿って「トリカルネット」を設置していきます。

















■トリカルネットはファイバーポールを2mおきに支柱として設置します。

















■支柱は簡単に倒れないようにハンマーを使って打ち込みます。

















■トリカルネットの地際部は簡単に土寄せします。埋設の必要はないそうです。

















■最後にリボンワイヤー(通電線)をトリカルネットの上部から5cm程度の高さで設置します。

















■設置後は電牧器とつないでスイッチを入れて完成です。

















◆計測器で、電圧を測ったところ、9,000v!!!!を確認しました。
感電するとかなりのショック☆を与えられそうです。face08

■ハクビシン目線で…


































★ハクビシンはイノシシとちがって、柵をくぐろうとはしないそうです。
畑にやって来たハクビシンは、柵(トリカルネット)のため、そのまま侵入できないので、「上から入れないかな~」と首(鼻)を伸ばしたところに通電線があり、触れた瞬間「ビリッ」と感電させて、侵入防止を図る仕組みということでした。

★この技術のメリットは、トリカルネットはプラスチック製なので、除草剤を使用しても影響がないこと、通電線が1本で済むので、設置も経費もかからないというものです。

■楽落くんの設置費用は1mあたり約310円です。(電牧器含めず。)


        

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