ほっと9(ナイン)ながの 長野で働くスタッフが、長野地域の9つ(ナイン)の市町村の「ホット」な魅力をご紹介!(長野市、須坂市、千曲市、坂城町、小布施町、高山村、信濃町、飯綱町、小川村) 私たちの日々の仕事の話、「ほっと」一息つける癒しの裏話、きっと役に立つ暮らしの豆知識、おすすめ絶品グルメ…などなど、ここでしか出会えない”ながの”のすがたをお見逃しなく!(旧「ほっとスタッフブログながの」)(写真:信濃町 黒姫山の冬)

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長野市豊野町の畑地整備ご紹介

農地整備課のアップルです。

りんご「ふじ」の収穫の時期となり、週末には県外ナンバーの観光客の方々がりんごを求める姿を見かけるようになりました。


 ここ長野市豊野町は「りんごとぶどうの里」として、その歴史も古く、りんご栽培は明治の後半に始まっています。大部分の果樹園は南斜面で恵まれた気候風土のため、果樹生産には適していたのでしょう。


 しかし、この地域は年間平均降水量が1000mm以下という非常に雨の少ない地域で、特に4月~9月のかんがい期有効雨量は400mm弱にすぎず果樹の全必要かんがい水量の4割程度と、非常に干ばつ被害を受けやすい地域であり、干ばつ対策はこの地域の農家にとって長年の悲願でした。

 

このため、昭和56年から平成8年にかけて、この地域の果樹地帯一帯約290ヘクタールに、一級河川千曲川から揚水ポンプで水を汲み上げてかんがいする、県営の畑地かんがい整備がおこなわれました。


また、一部山林を開墾し34ヘクタールの果樹団地も造成されています。


 
 (造成中)       ↓ 
 
 (造成後)       ↓
 
 (かんがいされる果樹団地)

 造成された果樹団地の一部では、平成元年のふるさと創生事業を契機として、りんごの木オーナー制度が始まり、秋の実りの時期には県外からのオーナーの方が果樹園に訪れ、収穫作業でにぎわっています。

 平成元年から毎年訪れているオーナーの方には、もうお孫さんもおられ、家族で楽しまれています。

 建設中の広域農道が開通すれば、                                            
  
 信州中野インターチェンジからの交通アクセスが改善され、都市と農村の交流促進が一層図られることでしょう。
 

 

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