こんにちは。税務課のＡです。
今回は、租税教室の開催についてのお願いです。
「租税教育（教室）」とは、「国民が租税の役割や申告納税制度の意義、納税者の権利・義務を正しく理解し、社会の構成員として、社会のあり方を主体的に考えることは、納税に対する納得感の醸成と民主国家の維持・発展にとって重要です。こうした健全な納税者意識を養うことを目的として・・・次代を担う児童・生徒に対し・・・小中学校への講師派遣等を積極的に実施しています。」と税制改正大綱に謳われています。
このため、長野地域においては「長野税務署管内租税教育推進協議会」を設立し、税務署、地方事務所、市町村役場等の職員が講師となって、学校からの要請により、「租税教室」を開催し、税金のしくみや役割等について授業を行っています。

実際の授業は、小学校６年生を対象とした場合、
①　講師の紹介、テーマの説明
②　税金の種類
③　消費税のしくみ
④　税金の使われ道
⑤　ＤＶＤのアニメで「税金のない世界」を体験
⑥　「公共施設」と「民間施設」
⑦　教育費について
⑧　まとめ、質問

という内容で、４５分間説明するだけでなくクイズやＤＶＤを見たりしながらしながら楽しく授業を行っています。

朝陽小学校の「租税教室」開催状況（６年生対象）

「租税教室」を開催した学校からは、「分かりやすい授業だった。」「通常の社会の授業ではここまで詳しい授業はできない。」等の好評をいただき、毎年開催させていただいている学校もあります。
まだ開催したことのない学校につきましては、是非ご検討をいただき、窓口の長野税務署総務課にお申し込みをいただきますようお願い申し上げます。

長野税務署総務課　電話（０２６）２３４－０１１１（代表）