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「没後100年菱田春草−新たなる日本画への挑戦−」開幕!

こんにちは、信濃美術館です。

9月10日(土)、澄み切った秋晴れの空の下、「没後100年 菱田春草展―新たなる日本画への挑戦―」が開幕。オープニングセレモニーには、加藤さゆり長野県副知事をはじめ、多くの方々にご参列いただき、華やかな幕開けとなりました。

初日とあって、朝から熱心な「春草ファン」が次々とご来館。春草の出身地である南信の飯田市からや、なかには遠く秋田県から、わざわざ訪ねてくださったかたもいらっしゃいました。

13時30分からのギャラリートークには、20名を超える方々が参加されました。制作当時、多くの批判を受けた朦朧体(もうろうたい)という描法の誕生から、徐々に発展していく過程について、学芸員の解説を聞きながら会場を回っていきます。およそ1時間という少々長めのギャラリートークとなったにもかかわらず、みなさん最後まで真剣に聞き入り、また作品の細部までじっくりとご覧になっていました。

春草の初期の作品から、朦朧体が誕生し展開していくまでの約120点(一部展示替えあり。下記参照)を紹介する「没後100年 菱田春草展―新たなる日本画への挑戦―」は、10月16日(日)まで開催いたします。毎週土曜日は学芸員によるギャラリートーク、9月17日(土)は明治学院大学教授の山下裕二氏によるスペシャルギャラリートークを行います。近代の日本美術史に名を輝かす菱田春草。その繊細な筆致や色遣いを、ぜひこの機会に会場でじっくりとご堪能ください。

     
テープカット    ギャラリートーク

「没後100年 菱田春草展―新たなる日本画への挑戦―」  開催中〜10月16日(日)
観覧料=大人1,200円、大学生1,000円、高校生以下無料
※一部展示替えあり(後期は9月29日(木)〜)
※休館日=毎週水曜日

スペシャルギャラリートーク  9月17日(土)
講師:山下裕二氏(明治学院大学教授)
時間:13時30分〜
申込:不要
費用:無料(ただし観覧料は必要)

ギャラリートーク(学芸員による作品解説)  会期中毎週土曜日(9月17日を除く)
時間:13時30分〜
申込:不要
費用:無料(ただし観覧料は必要)

【お問合せ先】
長野県信濃美術館
〒380-0801 長野市箱清水1-4-4電話)026-232-0052/FAX)026-232-0050
e-mail)npsam@coral.ocn.ne.jp / URL)http://www.npsam.com

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