信州森林づくり応援ネットワーク

あなたにちょうどいい森林との付き合い方を探す場所、それが「信州・森林づくり応援ネットワーク」です。楽しみ方を発見すれば、森林との距離はグッと縮まりますよ。信州には、森や山などの自然に魅了されている多くの人がいます。そんな人々が、きっかけのほしいあなた、つながりを求めているあなた、スキルアップしてみたいあなたをご案内します。信州の木を使った取組の話題もありますよ。

ろもうマンのくねくね日記 その9

<ろもうマンのくねくね日記 その9>
「山梨県とコラボれ~しょ~ん!(後編)の巻」


 こんにちは!ろもうマンです。誰も心配してないと思うけど、ボクに関しては盗作の心配は無用だよ!

 この前の日記の続き、林業専用道の現地研修会の話だよ。山梨県の現場のあとは、県境を越えて川上村に入ったよ。

 川上村では、林業専用道の古道(ふるみち)線と白床(しらとこ)線の現場に行ったんだ。


 上の写真は、林業専用道白床線。
 まだ施工中なんだけど、山の地形にあわせて、かつ盛土とのバランスをうまくとった線形にすることで、切土(山を削る方)法面高さを低く抑えているのがわかるかな?

 これなら、開設コストも抑えられるし(法面の安定を図るための緑化の必要がないからね)、完成後も壊れにくいし(法面が崩れにくいからね)、周辺森林へのアクセスもし易いと(道から立木に近づきやすいからね)、いい事だらけだね!


 上の写真も、同じ白床線だけど、山が急な箇所には、このような鋼製のよう壁工が設置されているんだ。
 もしこのような構造物がなかったら、山側をもっと削らないと道幅が確保できないから(谷側は急で盛土ができないよ)、必要な施設なんだよ。

 えっ、林業専用道は、構造物を入れてはいけないのでは、って?
 そんなことはないよ。

 なるべく構造物が不要になるようなところを選んで道を作るのが一番だけど、場所によって必要な箇所には入れてもいいんだよ。
 むしろ、構造物によって、より壊れにくくて安全に通行できる道にすることの方が大切なわけさ!!

 ところで、今回の研修の参加者には、このような修了証をあげたよ!
 じゃーーーーーーん。

 いいでしょ。研修に参加しないとあげないよ。

 ・・・えっ、今回はやけにまじめだって??

 じゃあ、最後にこれでどうだい。

「ロモウは ロマンだ ロモウマン」
(フランスの詩人 ジャン・ロモーの詩より)

・・・またね!

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林務部信州の木振興課林道係
TEL:026-235-7268
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メール:ringyo@pref.nagano.lg.jp

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