＜林務部プレスリリース＞
　長野県では、林業労働力の確保と林業事業体の育成等を図るため、担い手の育成と労働力対策の基本的な考え方や具体的な方策を定める「第４期長野県林業労働力確保促進基本計画」を策定しました。

【策定の背景と理由】
「林業労働力の確保の促進に関する基本方針」（国）の変更や「長野県森林づくり指針」の改定等、森林・林業をめぐる情勢等の変化に対応するため、第３期計画を前倒しして見直し、本計画を策定しました。

（計画策定の経過）
第１期　H8.10～H13.3（5年間）　
第２期　H13.4～H17.10（5年間）　
第３期　H17.11～H28.3（10年間）　

【基本計画の概要】
　林業におけるディーセントワーク（＊）の視点をもち、林業労働力の着実な確保と育成を図る。
＊ディーセントワーク（Decent Work：働き甲斐のある人間らしい仕事）の概念は、１９９９年に国際労働機関（ILO）総会において21世紀の主目標と位置づけられました。

１　計画の期間
平成23年12月　～　平成33年３月（10年間）

２　林業労働力の目標
3,000人（平成32年）

３　主な内容
(1)林業労働力の確保と育成に関する方向と取組
・事業の合理化に関する事項　　
・雇用管理の改善に関する事項
・その他

(2)林業労働力の確保と育成を推進するための制度等
・認定林業事業体制度の普及啓発と制度の定着
・長野県林業労働力確保支援センターによる支援
・県による支援　　
・その他（市町村等との連携）

（参考）
　計画の根拠法令　林業労働力の確保の促進に関する法律（平成８年５月24日法律第45号）

＜本件に関するお問い合わせ先＞　
林務部信州の木振興課担い手育成係
ＴＥＬ：026-235-7274（直通）
ＦＡＸ：026-235-7364
メール：ringyo@pref.nagano.lg.jp