信州森林づくり応援ネットワーク

あなたにちょうどいい森林との付き合い方を探す場所、それが「信州・森林づくり応援ネットワーク」です。楽しみ方を発見すれば、森林との距離はグッと縮まりますよ。信州には、森や山などの自然に魅了されている多くの人がいます。そんな人々が、きっかけのほしいあなた、つながりを求めているあなた、スキルアップしてみたいあなたをご案内します。信州の木を使った取組の話題もありますよ。

山守の森再生プロジェクト【森ギャル】

 王様のブランチやTOKYO1週間などさまざまなメディアで取り上げられた「山守の森再生プロジェクト」。今年の4月にヒノキ1,500本を植えて、1つの区切りがつきました。
 都会の人と山の人が協力し合いながら山の造りなおしを行なうこのプロジェクトは、長野県の森林づくり指針にも盛り込まれるほどに成長しました。
 そして今回、前回同様に長野県佐久市大沢財産区からフィールドの提供を受け、プロジェクト第2弾を11月よりスタートさせることとなりました。
 第2弾は、広葉樹伐採と地拵えを3月まで繰り返し、4月に植林を行なうもの。今回のフィールドは、大きな面積となるため区画し、数年にわけて整備していきます。
 今回からは、希望の方にはナタも用意。さらに、慣れていけばチェーンソーも考えています。ですから、ガッツリとガチでやりたい人にも対応できます。女性の方は、できることで構いませんのでご安心ください。 また、森に看板を立てて、参加してくれた方のお名前を書いていくメモリアルも始めます。
 森づくりの歴史になってください。

日時:平成22年11月13日(土)※原則、雨天決行です。(合羽を着ての作業になります)
場所:長野県佐久市大沢地区

  6時45分: 集合/新宿西口スバルビル前
  7時00分: 出発
 10時30分ごろ: 到着
 10時30分~10時45分: 森づくり場所まで徒歩で移動
 10時45分~13時30分: 森の造りなおし活動(広葉樹伐採&地拵え)
 13時30分~15時30分ごろ: 昼食(バーベキュー)
 15時30分ごろ: 帰路(途中、道の駅にてお土産買い出しなど)
18時30分ごろ: 解散(新宿西口ロータリー)

 という募集案内により、イベントが開催されました。

 そこで事務局が取材に行きましたので内容をご報告します。


参加された森ギャルの方々


 カラマツの紅葉が美しく、天気にも恵まれ、作業するには最高の条件でした。都市部からの参加者35名で若い女性の方【森ギャル】が多く参加されていました。


 本日予定している森林整備の作業は、約0.5ヘクタールの地拵え(広葉樹等を伐採して、伐採した木を棚上に整理する作業)を行いました。


 作業に入る前にノコギリの使い方(引くとき力を入れるなど)、木の伐倒方法(自分の腕より細い木を伐採する)、棚のつくり方(棚の幅や間隔)の説明を班長さんから説明を受けてスタート。



 広葉樹をノコギリで伐倒し、整理する訳ですが、最初は、なかなか上手くいかない様子。伐採した木と格闘しながら整理していましたが、慣れてくると効率の良い方法を発見しながらどんどん作業を進めていきました。


 ちなみに都市部の方の作業ということで緩傾斜の場所での作業かなと思っていましたが、20~30度の急傾斜地で皆さん作業されていました。


 棚の状況はこんな状況です。


 参加者の皆さんが黙々と作業を進め、指導者(NPO法人信州そまびとクラブ、大沢財産区の方々)の皆さんのフォローにより、時間が経過するにつれ、見通しのよい林地への変貌していきました。

森ギャルの皆さん

参加者のコメント
・自然の中での作業は楽しい。また、参加したい。
・木の種類により重さ、感触、香りの違いがわかった。
・木を伐倒するよりも整理する方が大変だとわかりました。
・伐倒する木が隣りの木に引っかかると倒すのが大変。
・木を運ぶ時、以外に木が重いことがわかりました。

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