来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

雲の中の美ヶ原高原

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9月8日(火)に、豊かな環境づくり松本地域会議が主催する

美ヶ原高原自然観察会~高山における植生の保全を考える~」が開催されました☆

当日はあいにくの悪天候となりましたが、雲の中の美ヶ原高原はどのような姿を見せてくれるのでしょうか?



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この自然観察会は松本地域の自然や水環境への関心を高めるため、平成23年から

開催されており、今回で5回目となっています。

当日は地域会議会員と公募による県民の皆さんあわせて50人が参加し、美ヶ原高原における

植生の実態を観察し、その課題と対策を学ぶことにより、高山における環境保全の理解を深めることができました(^^)

 

自然観察会は、まず美ヶ原高原の概要について学ぶことから始まりました

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美ヶ原自然保護センターの松澤 様からは「美ヶ原高原の自然環境」を題材に、美ヶ原高原の生い立ちや歴史・土壌や高山植物についてお話しいただきました。

美ヶ原高原の数十年前の写真や、高山植物の写真をスライドで見せていただき、美ヶ原の魅力を知ることができました♪

また、林野庁中部森林管理局中信森林管理署の岩塚 様と吉村 様からは、ニホンジカの生態や美ヶ原における食害の現状とその対策についてお話をいただきました。

牧場内に侵入したシカの群れや食害の写真が映し出されると、「おぉ…」という声がちらほら聞こえてきました(;o;)

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(牧場内に侵入したシカたちと、食害の画像。※中信森林管理署のパワーポイント資料による)

参加者の皆さんはメモを取りながら熱心に研修を受けており、その後の質疑応答についても

積極的に質問をしていて、関心の高さを実感しました☆

 

さて、講義が終わった後は美ヶ原高原一帯の自然観察です。

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美ヶ原の植生や高山植物について中信森林管理署のグリーン・サポート・スタッフの方や美ヶ原高原自然保護センターのパークボランティアの方に説明していただきながら、高山植物を見てまわることができました。

 

王ヶ鼻に到着!

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美ヶ原高原は「板状節理(ばんじょうせつり)」という世界的に珍しい地学的特徴がみられ、

輝石安山岩に板状の割れ目が入っています。確かに薄い板が幾重にも重なっているようですね(^^)

これはマグマが固まるときに冷却面に平行にできるそうで、王ヶ頭百曲りでも観察することができます。

参加者の皆さんはこの後、美ヶ原高原の最高峰で深田久弥の「日本百名山」に数えられる王ヶ頭(2,034m)を目指しました。

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あいにくの天気ではありましたが、雲と山の神秘的な景色も見ごたえがありました。

こんな景色は晴れの日には見られないですもんね!

参加者の皆さんはここでも積極的に質問し、会話の絶えない2時間となりました(^o^)

 

美ヶ原高原の自然観察を終えた後は、松本市美鈴湖自転車競技場を観察しました。

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この競技場は地域活性化施設として建てられ、日本一標高の高い自転車競技場です☆

また周長は333.333メートルあり、最大傾斜36度と、333メートルの競技場の中では国内2番目の斜度になっています。

参加者の皆さんはぐるりと一周し、傾きの急さに驚いていました(^o^)

 

本日の自然観察会はこれにて終了です!

今回この観察会に参加により、美ヶ原高原の自然の素晴らしさや地学的特徴、ニホンシカの食害の脅威を学ぶことができました♪

秋も徐々に深まってきていよいよ突入ですね

松本地域には美ヶ原高原のみならず乗鞍高原上高地など、紅葉スポットが数多くあります!

みなさんも紅葉を見に、野に山に足を運んでみてはいかがでしょうか(^^)?

 

 

 

 

 

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