来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

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松本地域の特産品で年越しそばをつくりました!~材料調達編 その4~

松本地方事務所職員のK.Iです。

早いものでもう3月ですね、もう年越しそばの話題がホットな時期が過ぎてしまいましたので、今回は一気に2本分の記事を作成しました!

お時間許すようでしたら、もうひとつの記事もご覧くださいませ。

 

さて、最後の調達は「そば粉」「水」「わさび」です。

~目次~

1 年末に そば粉を求め 三十里

2 名水百選にも選定される、松本地域の湧水

3 始まりはナシ畑、安曇野市のわさび

 

1 年末に そば粉を求め 三十里

松本地域ではそばの生産が盛んであり、どの市町村でもそば粉を手に入れることが出来ます。

この年越しそばの材料調達は12月下旬に行いましたが、新そばのシーズン(10月下旬から11月上旬)から外れており、そば粉を見つけることが大変困難でした。この記事をご覧になって来年は年越しそばを打とうとお考えになった皆さまは、早めにお近くの農産物直売所でそば粉を調達されることをお勧めします。

さて、私はそば粉を求めて様々な農産物直売所へ行きました。しかし、そば粉は見つからなかったのです。まさに「そば粉を訪ねて三十里」という状態でした。

一縷の望みをかけて訪れたのは道の駅アルプス安曇野ほりがねの里(安曇野市堀金)です。

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(写真1 道の駅アルプス安曇野ほりがねの里外観)

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(写真2 道の駅アルプス安曇野ほりがねの里内観)

 

ドキドキしながらそば粉のコーナーへ行ってみると…

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あ り ま せ ん で し た (´;ω;`)ウゥゥ

店員さんにお話しをお伺いしたところ、そもそも今年度はそばが獲れず、どこもあまり在庫がないとのこと。さらに新そばのシーズンならともかく、この年末に販売しているとことはほとんどないのではないかとのこと。

 

さらに詳しくお話しを伺ったところ、近くにある農家さんのお店にあるのではないかと有力な情報をいただきました!

すぐにその場所へ向かいました。

㈲斉藤農園 コミュニティ・ショップ「あぐりす」(安曇野市堀金)です。

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(写真3 あぐりす外観)

あぐりすは緑色の屋根が特徴的なログハウスで、中には農産物の直売所と手打ちそばが味わえるカフェがあります。「おいしいものを、おいしい内に安心して食べてもらいたい」という斉藤氏の「こだわり」が光る、農園コミュニティ・ショップです。

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(写真4 あぐりす内観)

お店の中でそば粉を探していると…

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あ り ま し た ! (≧▽≦)

やっと念願のそば粉を手に入れました。

しかも、生産者の方がこだわって育てた本物のそば粉です。こんなに嬉しいことはありません。

お店の方に感謝の意を伝え、大事に大事に家まで持ち帰りました。

 

※㈲斉藤農園 コミュニティ・ショップ「あぐりす」では季節により直売している農産物が異なります。

詳細については㈲斉藤農園(0263-71-1560)までお問い合わせください。

 

2 名水百選にも選定される、松本地域の湧水

松本地域は湧水・名水で有名です。県のホームページでも紹介しておりますが、安曇野わさび田湧水群(安曇野市豊科・穂高)は昭和60年3月に「名水百選」に選定され、まつもと城下町湧水群(松本市街地)は平成20年6月の「平成の名水百選」に選定されています。どちらの湧水郡から水を調達するかとても悩みましたが、水・そば粉・わさびの産地を揃えたかったため、安曇野市としました。

安曇野市のホームページによると、安曇野市の湧水は伏流水となった北アルプスからの雪解け水が湧き出しており、日量70万トンもの湧水量を誇り、真夏でも水温が15度を超えることはないとのこと。

安曇野市の湧水スポットはどれも素晴らしく、どこで水を採取すればよいのか、正直分かりませんでした。そこで、地元のことは地元の方に聞くのが一番ということで、安曇野市の農家の方にお話しをお伺いしました。すると、地元民は「安曇野の里」でよく水を汲んでいるとの回答を頂きました!それではさっそく「安曇野の里」へレッツゴー!!

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(写真5 安曇野の里農産物直売所外観)

安曇野の里(安曇野市豊科)はビレッジ安曇野、あづみ野ガラス工房、プラザ安曇野、レストチロル、農産物直売所などが集まる複合施設です。場所は安曇野インターから車で5分くらいの場所にあり、アクセスが良く、多くの人が集まる憩いの場となっております。

さっそく水汲み場へ向かいます。

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(写真6 水汲み場)

近くに水質検査の結果が貼ってありました。定期的に検査を実施して、安心・安全な水を提供しているそうです。

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(写真7 水質検査結果 軟水です!)

夏季は農産物直売所で水汲み用ペットボトルを販売しているそうですが、冬季にお邪魔したため水を汲むものは販売しておりませんでした。

そこで、持参した登山用の貯水ザックで水を汲むことにしました。

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(写真8 水汲み場と貯水ザック)

写真のとおりたくさんいただいてしまいました。夜は比較的空いているので他の方の迷惑にならず良かったです。

先に一口いただきましたが、冷たくて甘い美味しいお水でした。これならそばも美味しく仕上がるでしょう!

 

 3 始まりはナシ畑、安曇野市のわさび

長野県で生活していれば知らない人はいない、安曇野市のわさび。七味と共に冷蔵庫においてないと落ち着かないという信州人も多いのではないでしょうか。

さてこの安曇野市のわさびのルーツを調べたところ、意外な事実が判明しました!

安曇野市のホームページによると、明治の初めから大正時代の中ごろまで、豊科地区南穂高の重柳(しげやなぎ)から穂高地区から北穂高にかけての一帯は、ナシの栽培地でしたが、湧き水によるナシの病害が多く、水はけを良くするために作った水路でわさび栽培が始まったと言われているとのこと。
明治20年代にはわさびの粕漬けを犀川の船で新潟方面へ販売を始めました。明治35年に篠ノ井線が開通して東京に出荷され、高い値段で売れたことから、ナシ畑はわさび田へとかわっていったとのこと。そして大正12年の関東大震災と台風の際に、それまで主要産地だった伊豆や静岡のワサビが大打撃を受け、信州産のわさびが脚光を浴びることになったそうです。ただしわさび田をつくるのは非常に大変で、大正4年から工事に取り組み、農閑期に地元の農民1日平均200人を雇い、20年の歳月をかけて地面を掘り下げ、土砂を周りに積み上げて、最初のワサビ田を完成させたそうです。

水が豊富だからといって簡単に栽培できるものではないのですね。先人の方々の苦労のおかげで、わさびをはじめ様々なものが現在の長野県の名物になっていることを痛感しました。

わさびは水と同じ安曇野の里の農産物直売所で購入しました。

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(写真9 直売所の様子)

私は本わさびを生で購入するのがはじめてだったので、少々奮発してしましました。それがこちらです。

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(写真10 キングサイズわさび)

正直買いすぎちゃいました(笑)しかしそばで使用しなかった部分は細かく切って、酒かすと混ぜてわさび漬けにし美味しくいただきました♪

サイズ、味、わさびおろしの難しさ…。良い経験となりました!

 

さて、ここで耳寄り情報をば。

県のホームページでも広報しておりますが、

大王わさび農場 わさびの花祭り3月11日(土)~4月9日(日)までの期間で大王わさび農場(安曇野市穂高)を会場に開催されます。

入場料は無料ですが、3月19日(日)午前11:00より本マグロ解体ショー(多目的ホール)などのイベントも開催されますので、ぜひお越しいただければと思います(^◇^)


 

次回はいよいよ料理奮闘編です。いったいどんな年越しそばができたのでしょうか???

それでは安曇野の里のイルミネーションで今回はお別れです。ご覧いただき、ありがとうございました。

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(写真11 安曇野の里イルミネーション デートにおすすめ!)

 

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