来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

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地域の知恵袋【どうぶつの病院 院長 望月明義さん】

今回の「地域の知恵袋インタビュー」のお相手は、どうぶつの病院院長の望月明義さんです。

望月さんは、平成2年に「どうぶつの病院」を開業し、診療に当たられる一方、平成3年からはボランティアによる傷病鳥獣の救護に取組まれ、現在までに865例の診療を行っています。特に、釣りの重りや散弾による水鳥の鉛中毒治療では、外科手術による鉛の摘出を行うなど、野生鳥獣の傷病に対し熱心に治療に当たられています。
今回、望月さんからは、次のようなご意見をいただきました。
『野生鳥獣を扱っていて思うのは、治療後の野生鳥獣のリハビリ施設を造って欲しいということ。野生鳥獣は治療が終わっても野生化訓練をしなければ自然に帰れない場合があります。
自然に帰れない鳥獣を収容する野生化訓練教育施設も必要ではないかと思います。でも、同じ鳥獣ばかりになってしまっても良くないし、安楽死の判断も難しいところがあります。
傷病鳥獣の救護を通じ、野生鳥獣がどんな状況に置かれているかを多くの人に理解してもらい、関係機関等も野生鳥獣のための改善方策を考えてもらえればありがたいです。』

一般的に鳥獣行政では、農林業等の被害が深刻な有害鳥獣対策に重点が置かれがちですが、インタビューを通じ、保護の観点とバランスをとった仕組みづくりが必要ではないかと改めて感じました。

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