2011.01.20　［■四季彩だより～信濃の国から～］

Vol120■読まなきゃチョーソン市町村　小谷村

「栂池自然園スノーシューハイク」開催！（小谷村）

長野県の北西部、北アルプスの麓に位置する小谷（おたり）村は、中部山岳国立公園と上信越高原国立公園に抱かれた自然豊かな村です。
小谷村の「栂池（つがいけ）自然園」で、2月19日（土）～27日（日）と3月12日（土）～5月5日（木・祝）の2期にわたり、「栂池自然園スノーシューハイク」が開催されます！

中部山岳国立公園内にある「栂池自然園」は、標高約1900m、日本でも有数の高層湿原（※）が広がります。春から夏には色とりどりの高山植物の花が咲き乱れ、秋は美しい紅葉が楽しめます。冬は深い雪に覆われ、一面真っ白な大雪原に様変わり。雪化粧した北アルプスの雄姿を間近に見ることができます。
※高層湿原…分解されずに堆積した泥炭が蓄積されて、周囲より高くなった湿原

　
冬の栂池自然園を楽しみたい、でも積雪が2～3mもあって個人で行くにはちょっと心配…という方にオススメなのが「栂池自然園スノーシューハイク」。
ちなみに「スノーシュー」というのは、雪の上を楽に歩くための歩行具で、靴のような形をした「かんじき」のようなものです。
このツアーは“山案内人”の資格を持ったガイドが同行してくれるので、初心者の方でも安心して大雪原が楽しめます。深い雪の中でも自由に歩き回れるスノーシューを履けば、北アルプスの大パノラマを眺めながら大自然の中の散策が楽しめます。フカフカの大雪原を踏みしめる感触、そして冬の自然の息吹を体感してください！
特に第2期の3月12日（土）～5月5日（木・祝）は、「栂池ロープウェイ」が早春運行を行うので、自然園のより奥深くまで楽しんでいただくことができますよ。