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Vol.33 特集■長野のコナモンって、どんなもん?

魂の食文化!?ご当地「粉もの」をご賞味あれ!

これまでも「信州の食」の魅力をお伝えしてきました「週刊信州」。
忘れちゃならないのが、古くから地域に根付いているコナモン(粉食)!
おやき、田舎そば、うどんなど、一口食べれば信州の原風景が瞼の裏に浮かぶ、懐かしい家庭の味…
世帯当たりの小麦粉の年間購入金額は、全国の県庁所在地の中で長野市がダントツなんだとか。(※)
今回は、信州人のソウルフードとでもいうべき「コナモン」にクローズアップ!!

※総務省家計調査(二人以上の世帯) 都道府県庁所在市別ランキング(平成17〜19年平均)


■これぞ信州を代表する「ザ・郷土食」
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おまんじゅう?いえいえ、違います。
長野県以外では、なかなか目にする機会が少ない…
でも、信州の人にとっては、おこびれ(おやつ)としても、食事としても当たり前に食べられている、と〜っても身近な…
そう、「おやき」です!

ひとことでおやきと言っても、千差万別。奥が深い!
調理方法や具は、地域や、家庭、お店によって多種多様。
「小麦粉を練った皮に、さまざまな具を包んで調理したもの」。
これがおやきの唯一の定義です。

ほうろく(焙烙:写真中央の黒い鍋)で軽く色を付けた後、囲炉裏端の「わたし」(手前の網)でじっくりと焼くか、灰のなかに入れて蒸し焼きにする。信州の懐かしい風景。

(1)あなたはどのタイプ?
おやきの重要なポイントは「皮」。
調理方法によって、食感がずいぶん変わります。

いくつか、その系統をご紹介しましょう!
●灰焼系
かために練った小麦粉に具をくるみ、ほうろくで軽く焼いてから囲炉裏の灰のなかで蒸します。ちょっとある「お焦げ」が、また旨い!
●もっちり系
ゆるめにといた小麦粉の皮に、具をくるんで蒸します。1度油で焼いてから蒸すタイプなんかもあり、もちもちっとした食感は病みつき。
●ふっくら系
小麦粉にふくらし粉を混ぜて蒸すので、ふんわりとした軽い食感。
おまんじゅうやパンの感覚に似ているかも。


左から、もっちり系、灰焼系、ふっくら系。見た目も結構違いますよね
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