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Vol.47特集■北アルプス山麓の夏を楽しもう

 「塩の道」を歩く、里山めぐり

まだまだ梅雨空が続き、信州では肌寒い日もあり、30度を超える日もあるなど天候が安定しない時季です。
梅雨明けまではもうしばらくですが、梅雨のトンネルの向こうに待っているのは、眩しいほどの日差し!!
そう、いよいよ夏本番です。
出不精な人だって、夏特有の解放感につられて「どこに出掛けようか?」と、ワクワクした気分になるはず。そんなあなたに、ぜひお勧めしたいスポットそれは…残雪の北アルプスに、輝かんばかりの緑と花々が彩りを添える「夏の北アルプス山麓」。

この地域の魅力は何といっても、北アルプスの山々に抱かれた雄大な自然ですよね。でも、それだけじゃないんです!


木々からの木漏れ日が優しく降り注ぐ


ここは江戸時代、日本海側の糸魚川から松本へと貴重な塩が運ばれた千国(ちくに)街道、通称「塩の道」が通っている歴史的見所にもあふれた地。「塩の道」は、現在の小谷村から白馬村、大町市を経由し、安曇野を抜けて、松本市へと続く街道。
街道沿いの里山を楽しみたいなら、自然と一緒に当時の「塩の道」の面影や文化に触れることのできる散策、なんていかがでしょう。

小谷村から白馬村へと街道沿いを歩くと、まず目につくのは道端にぽつり、ぽつりと佇む石仏たち。これらは、旅の安全を祈って建てられたもの。


街道に佇む石仏 

一体一体、個性が感じられるお顔立ち 

高遠の石工の作と伝えられる石仏が並ぶ【前山百体観音(小谷村栂池高原)】や、187体もの石仏が野原に円を囲むように立っている【観音原の石仏群(白馬村北城)】、このほかにも至るところに石仏たちが残っています。
石仏の顔はどこか素朴で当時の人々の祈りが伝わってくるようでもあり…思わず、手を合わせたくなります。


続いて紹介するのは、【長谷寺(ちょうこくじ)(白馬村神城)】。
大永6年(1526年)の創建と伝えられるこの寺は、塩の道の名刹として名高い寺です。
白馬村の天然記念物にも指定されている樹齢500年を超える老杉が、喧騒から離れて静かに佇んでいて、その深閑とした雰囲気に夏の暑さも忘れてしまいそう―。


白馬の歴史と共に歩んできた由緒正しき寺。本堂裏の日本庭園も必見!

ほかにも、シダレザクラの古木で有名な【貞麟寺(ていりんじ)(白馬村神城)】など、ここには紹介しきれない見所がたくさんありますよ。
行きたいスポットを決めて体力と相談しながら、自分だけの散策路を描くのも、また楽しみですよね。

↓↓のurlも参考にして、じっくり歩いてみてくださいね。
小谷村の塩の道についてはコチラ≫(パソコン用)
白馬村の塩の道についてはコチラ≫(パソコン用)
大町市の塩の道についてはコチラ≫(パソコン用)
千国街道塩の道紀行・塩の道ウォーキングイベントはコチラ≫(パソコン用)
春〜秋にかけて計8回、古道塩の道をガイドと一緒に歩くイベントを開催しています。

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